佐々山拓也・在トロント日本国総領事の年頭挨拶


あけましておめでとうございます。TORJAの読者の皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新型コロナウィルスの変異種であるオミクロン株の脅威が現実のものとなっています。今や瞬時に情報が駆け巡り、対策もスピード感を持って実施されています。総領事館としても今後とも迅速に情報発信をしていく所存です。皆様におかれましても地元の保健当局の指示にご留意いただき、必要な対策を今後とも行っていただくようお願いいたします。
日本政府は、いわゆる水際対策の強化も行っております。ご帰国をお考えの皆様、また日本訪問を予定している皆様におかれましては大変なご迷惑をおかけしていると存じます。どうかご理解をいただけますよう改めてお願い申し上げます。
新型コロナウィルスは、私たちの生活はもちろん、ものの見方、感じ方、考え方にまで影響を与えてきました。影響は、政治や経済、生活様式にまで及んでいます。トロントにいる私たちだけではなく、世界中の人たちに、ほぼ同時にインパクトを与えていると思います。
私も、オンライン会議には最初、戸惑いましたが、ボタン操作にも徐々に慣れてきました。これまで敬遠してきたオンライン・ショッピングも、今ではかなり利用しています。オンラインで初対面の方に挨拶することで人脈が広がることもわかりました。
昨年、東京オリンピック・パラリンピック競技大会は、ほとんどの競技が無観客で実施されました。それでもカナダの報道機関の発信などにより、カナダや日本の選手の活躍を目にすることができました。日本について、カナダの報道機関が多くの発信を行ったのも記憶に残りました。
コロナに関する規制が緩和された際には、友人に会い、スポーツイベントやパフォーマンス・アートを観ることができたのは喜びでした。レストランでの久しぶりの食事も業界に携わる方とともに楽しむことができました。
この複雑な状況はまだしばらく続くと思われます。我々の生活や社会は、いろいろな意味で影響を受け続けると思います。私たちもまだ多くのことに気を配る必要があるでしょう。1年前は、まだワクチンも普及していませんでした。本年も状況が少しでも改善に向かうことを期待したいと思います。
今年は、寅年です。2022年を、勇気を持って走り抜けることができますよう、皆様のご多幸をお祈りしたいと思います。
在トロント日本国総領事
佐々山 拓也








