小原流 トロント支部 第41周年春の花展
4月12日@トロント・ボタニカル・ガーデン、ガーデンホール
小原流いけばなトロント支部の春の花展が4月12日、トロント・ボタニカル・ガーデン内ガーデンホールにて開催された。会場内は小原流家元教授等による美しい作品が展示される中、オープニングセレモニーの後、いけばなデモンストレーション、花器のオークション、くじ引き大会などが行われ、多くの参加者で賑わった。
本年は小原流日本本部が創立120周年を迎える意義ある年でもあり、トロント支部も創立41周年目を迎え、20名以上の家元教授を抱えるまでに成長。展覧会では、うち4名の家元教授がいけばなデモンストレーションを披露した。小原流の文人、瓶花、フリースタイル、写景盛花などのスタイルを実演披露し、参加者たちを魅了した。多くのゲストを迎え会員を交えて賑やかな会話と和やかな雰囲気の中、展覧会は終了した。小原流トロント支部第四代会長である溝口豊道氏(家元1級教授)は「長い冬を終えてやっと春を迎えた上天気の中、たくさんの参加者の方にお越しいただき、大変感謝しております。」と感想を述べ、今後の更なる小原流華道の活躍を期待した。