自動車の盗難事件多発|TORJAニュース報道局
トロント警察によると、今年に入ってから9月26日までの間だけで6497件もの自動車の盗難(Auto Theft)が起きている。去年一年間の合計4498件に比べると、わずか9ヶ月で45%も増加していることになる。被害はピール地域でも去年に比べ54%、オタワでは27%拡大している。
Auto Theftは所持者が不在のときの犯行のことだが、所持者が車の中、またはそばにいるときに脅威や暴力などを使って盗むことをCarjackingという。Carjackingの件数も去年の58件から179件に上っている。コロナで生産が止まっていたオーダーなどがやっと追いついて、新しく車を購入する人が多くなったことが事件多発につながっていると警察は見ている。
従来盗まれた自動車は、犯人が国内で売りさばくためか、その他の犯罪のために利用されてきた。だが最近では海外に輸出されることが多いそうだ。
どの国に売られるかによって、トロントで盗まれる車の種類も変わるそう。高級車だけに限らずミニバンのようなファミリーカーでも盗難の対象になっているとか。自動車を所持されている方は気をつけてください。