パンデミック中、一世帯が1ヶ月に使う食費が20%も上昇|TORJAニュース報道局
カナダの首都、オタワの公衆衛生当局によると、パンデミックによりオタワに住む家庭が1ヶ月に使う食費が20%上昇したことが分かった。2019年での調査では、四人家族が健康的な食生活を維持するには一ヶ月901ドルの食費が必要だった。しかし、今では 1088ドルに上りつつある。物価が高いオンタリオでは、低所得層など州の生活資金援助などを受けている人たちにとって、新鮮な果物や野菜を買うことは残念ながら手の届かぬ贅沢になっている。
家賃や光熱費、養育費、交通費、医療費などさまざまな出費が重なる中、食が乏しくなってしまうのも決して珍しいことではない。ただし、健康的な食生活が送ることが難しいと身体の状態や免疫力が乏しくなるほか、メンタルヘルスや歯の健康にも影響を及ぼす。オタワではこれから価格の上昇を防ぐほか援助の方法も広げていく方針だ。
この記事のコメント欄を見ると「1088ドルでは相当足りない」と言う人がたくさんいました。食事も大事ですが、健康のためにどんな運動をしているかも気になります。ちなみに日本では総務省が2021年に行った調査によると、4人家族における1ヶ月の食費の平均(外食費と酒代込み)は8万7017円でした。