カーニー新政権 発足─対米戦略と国際外交に舵を切るカナダ内閣 | カナダニュース報道局

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2025年5月13日、マーク・カーニー新首相率いるカナダ政府が本格始動した。全29名の閣僚と10名の州務大臣から成る新内閣は、「持続可能な経済再建」と「外交の立て直し」を軸に、多様性と実務能力を重視した布陣となっている。
外交の要として外務大臣に就任したのは、かつて防衛相も務めたアニタ・アナンド氏。多文化と安全保障に精通する彼女の起用は、国際関係の安定とG7パートナーシップの継承に向けた明確なメッセージだ。一方、財務相の交代に伴い、前副首相クリスティア・フリーランド氏は現在、輸送大臣として閣内に留まりながら、影響力を維持している。
とりわけ注目されるのは、再びホワイトハウスに返り咲いたドナルド・トランプ大統領との関係再構築。カナダを「第51州」と揶揄する発言や、対加関税政策への警戒感が高まる中、貿易相に再任されたドミニク・ルブラン氏が「トランプ調整役」として前面に立ち、米加間の対話を進めている。






