東日本大震災被災児童自立支援プロジェクト「Support Our Kids ~ひとりじゃないよ~」チャリティー・ディナー・パーティー

震災から6年、これからも子ども達に夢と希望を与え続ける

左からジェームズ松本さん、Micheal Thompson市議、チャコ瀬戸山さん

Support Our Kidsとは?

2011年に「東日本大震災被災児童の自立支援」、「復興のリーダーづくり」を目的として発足された団体・プロジェクトである。カナダ、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどを含む、世界11か国の大使館や外務省と連携し「海外ホームステイを通した被災児の自立心育成活動」をはじめ、これまでも数多くのチャリティーイベントやチャリティーオークションなどを実施している。これまでに海外に渡った子ども達は342名を数え(2017年3月現在)、ひとりでも多くの子ども達が自らの手で明るい未来を切り拓いていけるようにと、震災から10年間、2020年まで活動を継続していく。

Support Our Kids in Toronto(代表:チャコ瀬戸山氏)では東日本大震災で被災し、今もなお心に傷を抱える東北の子ども達の自立を支援するため、6月24日、毎年恒例となっているオンタリオ湖畔でのチャリティー・ディナー・パーティーが開催された。今年の夏も東北からカナダトロントへと子ども達が招待され、ホームステイやサマーキャンプ、課外学習などを通して、世界の文化や歴史を学び、人々の優しさや温もりに触れたりと、かけがえのない有意義な時間をここトロントで過ごすことが決まっており、このチャリティー・ディナー・パーティーはそのようなプロジェクトにおける支援継続のための重要なイベントの一つとなっている。

1 商品販売のボランティアを務めた新山ひかりさんとモガール和子さん / 2 Fuu-wa楓和


本パーティーの開会にあたって、PLANNING RESOURCE NETWORK Ltd.社長であり、本プロジェクトにも協力しているJ.Michael Lloyd氏は「今年でSOKプログラムの活動は6年目を迎え、本日皆さまにお越しいただけましたことを心より感謝します。」と挨拶。その後、パーティーに招待されたMichael Thompson市議がステージ上へと登壇し「このように沢山の方々が今年もここへ集い、若者たちの夢や希望、チャンスを与えることに貢献しているということは本当に素晴らしく、この場に集まった皆さん、そしてこの活動を続けられてきているチャコ瀬戸山氏、ジェームズ松本氏の二人を心より讃えたいと思います。今年も日本の若い世代の方たちをカナダに招く機会を設けることができるのは、日本と長きにわたって良い関係性を築いてきたトロントとしても光栄なことであり、震災で被害にあった子ども達がこの街で様々な経験をできるようにと願っています。」と述べた。

本パーティーには今年も多くの参加者が訪れ、会場で振舞われた料理やお酒に舌鼓を打ちながら、ステージ場で繰り広げられる様々なエンターテインメントショーを楽しんでいた。今年はトロントの日本人コーラスグループFuu-wa楓和による歌の披露、ハリーさん率いるJCCCウクレレクラスメンバーによるウクレレの演奏、桜舞さんのよさこい演舞など多くのグループが会場を盛り上げた。

3 代表挨拶を務めたチャコ瀬戸山さん / 4 JCCCウクレレクラスの皆さん


そして、SOK in Torontoの実行委員長であり、誰よりも情熱を持ってこのプロジェクトを成長させてきたチャコ瀬戸山さんは本パーティーの挨拶で次のように述べた。「本日はSOKチャリティー・ディナー・パーティーにお越しいただき本当にありがとうございます。東日本大震災が起きてからこの活動を始め、今年で6年目を迎えました。これまでの5年間は子どもたちの招致に全身全霊を尽くしてきました。そして今年、カナダ生活を体験した何人かの生徒から嬉しい成果を聞くことができたのです。

一つの例として3年前にトロントにてSOKのホームステイを経験した佐藤玲花さんは、その経験により曲をつくり歌手活動を行い、ついに最近デビューを果たすことができました。当時のホストマザーによると、来た当初は大人しくシャイであったにもかかわらず、ホームステイを通して明るくポジティブに変わっていく様子が見てとれたそうです。カナダでの経験が彼女自身を変えてくれたのです。そんな話からもお分かりいただけるように、皆様のお力が、確実に子どもたちの支援へと繋がっているのです。私たちは希望を分け合うことを知っています。これからも世界中にその希望と勇気を届けていきましょう。皆様のご協力に心から感謝します。」

5 よさこいグループ桜舞 /
6 参加者には豪勢なディナーブッフェも振舞われた


東日本大震災より6年の月日が経ったとはいえ、その年月は子ども達が負ったその心に残る傷を癒すのには十分な時間であるとは言い難いのかもしれない。しかし、世界中で彼らを支援し続けるSOKグループや、そのプロジェクトへの協力者がいる限り、被災した子ども達は少しずつ笑顔を取り戻し自分の人生を切り開いていける、そんな日が必ず来ることを確信させられたイベントであった。

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