令和7年 新年の言葉「日系文化会館(Japanese Canadian Cultural Centre) 理事長 Chris Hope」|特集「令和7年新年の言葉と特別インタビュー」
TORJA読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。 昨年は JCCC への多大なご支援とご協力をいただき、誠にありがとうございました。
昨年同様、再び私は東京からこのご挨拶文を書かせていただいております。東京を中心に多くの文化、政府、企業の代表者たちと面会し、今後JCCCでの文化体験をさらに充実させるため、また当館の重要なプログラムを支援していただき、新しい橋を架けるため、懸命に取り組んでいます。
2024年は、角野隼斗によるパフォーマンスや、ミスター・ジミーのバンドによる4夜連続コンサート等、特に音楽面において当館は信じられないほどの新しいプログラム要素を追加する事ができました。
2025年も引き続き、文化プログラムや、1963年のセンター設立以降続けているイベントを含めた恒例の四季折々のフェスティバルを継続していきます。また、和食祭り・日本茶祭り・とても人気のあるアニメノースなどのパートナー組織による一流の現代文化イベントのプログラムも幅広くサポートしてまいります。
2025年5月にはサクラガラが再び開催されます。2022年に創業150周年を迎えた資生堂からの寛大な寄付のおかげで、JCCCの敷地にハイパークよりも多くの桜の木が植えられました。今年度のサクラガラは、より一層素敵なものとなることでしょう。
そしてもちろん、最高の指導者の監修のもと、JCCC武道クラスも今後継続してまいります。
ますます厳しくなる世界的な政治情勢の中で、JCCCは、あらゆるバックグラウンドを持つ訪問者を歓迎しながら、文化を通じた友好という設立の理念を堅持し、現代の日本文化と世界の日系人および日系人コミュニティーの歴史と成果を積極的に共有し続けます。
JCCCを代表して、今年1年の皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。
日系文化会館(Japanese Canadian Cultural Centre)
理事長 Chris Hope