カナダで免許を取得するまで —G1とG2の間:ドライビングスクール編・前編—
5月になり、そろそろカナダに来て丸9年になります。今年は年初からずっと忙しく、なんだかバタバタして気持ちも焦っていたのが、やっと落ち着き始めました。愛です。こんにちわ。
「カナダで免許を取得するまで 」と題してざっくりすすめています。G1を取得して一年待機してG2を受ける、でも良いのですが私はドライビングスクールに通ってので、今回はその話を前後編に分けて振り返ってみることにしました。
前にもさらっと触れましたが、カナダではドライビングスクールに通うことは必須ではありません。多分、ちょっと郊外に行けば行くほどご両親や兄弟の方が子供の運転練習に付き合い、そのまま1年待ってG2の試験を受けに行くのでしょう。ドライビングスクールもコースによりますが、500ドル前後かかるところがほとんどで、必須じゃないのになんで行くの??って思うカナダ人が非常に多いです。さて、なぜ私はドライビングスクールに通ったのでしょうか?
それは自動車保険代を抑えるためです。カナダ、特にオンタリオ州の自動車保険は高額だと有名ですが、ドライビングスクールに通うことで割引が適用されます。オンタリオ州の自動車保険では割引が適用されるポイントが6点あります。まずは、年間走行距離があまり長くないこと、25歳以上であること、運転歴(Gライセンス)が5年以上であること、この3項目はそれぞれ1点ずつ、そして残りの3点はドライビングスクール修了時にもらえる証明証で得ることができます。そう、ドライビングスクールに通うだけで、しっかり割引してもらえるんです!!
オンタリオ州で定められた指定の学校に、指定の時間数通い、ドライビングレッスンも受けて試験に合格すると証明証がもらえます。また、すでにG1を取得してから1年以上経っていた私にとって関係ないですが、ドライビングスクールに通うことで、12ヶ月の待機期間を8ヶ月に短縮することも可能です。
実際に学校に来ていた人は7割近くが若い学生。でもそのほとんどがアジア系の人でした。やっぱり金銭感覚がしっかりしているのでしょうか?そして残りは移民した人、または5年間のうちにフルライセンス取得できず、取り直しになっている人(一刻も早くG2をゲットし、Gまでゲットしたい人)がメインです。
私は年明けの週末4日間コースを履修しました。一日5時間の授業と結構いい感じの量の宿題がある感じです。娘を旦那に預けて半日、っていうのもこの頃ほぼ初めてだったので、特に初日はそれも心配で思いっきり緊張していました。
日本人が思う一般常識とカナダの常識の違いや、オンタリオ州の法律、トロントの運転の荒さなど色々面白く学べた内容は後編でまとめたいと思います。
薄っぺらく見えるけど、ぎっしり書き込まなきゃ行けないワークブック
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