コミュニティニュース03月号(2015年)
20th Glendon Annual International Studies Symposium開催
3月29日@ヨーク大学 Glendon Campus
(2014年シンポジウム)
このInternational Studies Symposiumはヨーク大学 Glendon Campusで1995年に生徒が主体になって立ち上げたシンポジウム。カナダと他の国または地域間の関係性や知識を深めるために毎年開催されており、第20回目を迎えた今回、日本が対象国に選ばれた。
日本が選ばれた理由はユニークな文化、深い歴史を持ちながら様々な分野から世界、そしてカナダにも影響を与えている点だ。日本は他の先進国とは違った独自の発展を遂げ、世界最先端の新しい技術を有しながらも、多くの伝統を上手く組み込み調和させているという面にも注目し、日本についての知識、日加の関係性などについてより深く研究した結果が発表される。
当日は歓迎会と朝食からスタートし、1日を通して5つの分野に分かれてパネルディスカッションが催される。パネルディスカッションのトピックは外交関係、第二次世界大戦中の日本人強制収容、日本経済、文化、国内政治の5つ。イベント終了後にはクロージングレセプションも開催される予定だ。
シンポジウム当日は一般公開されているのでGlendon Campus生以外にも多くの学生や日系コミュニティーに関わりのある人など幅広い層の参加者が見込まれている。イベント詳細は下記の通り。興味のある方はjapansymposium.comを要チェック。
3月29日 日曜日開催
8:00 – 9:00AM Welcome & Breakfast
9:00 – 9:30 AM Opening Remarks
9:30 – 10:00 AM Keynote Address
10:15 AM – 12:00 PM Concurrent Morning Panels
12:00 – 13:00 PM Lunch
13:15 – 15:00 PM Concurrent Afternoon Panels
15:15 – 17:00 PM Concurrent Afternoon Panels
17:00 – 17:15 PM Closing Remarks
17:30 – 20:00 PM Wine & Cheese Reception
日修学院「書き初めコンクール」入賞者発表
1月31日・2月7日10時から14時@日修学院事務室前
日修学院では、年初め恒例の『書き初めコンクール』が開催され、入賞者が発表された。出品作品は『元気にのびのび描かれているか』『はね、とめ、はらいの基本点画の筆使いが出来ているか』などを基準に選考が行われた。今年の日修学院賞には、中学一年生の北野ケネス君が選ばれた。 その他、優秀賞は足立玲那さん、グラハム智樹さん、松元国康さん、大塚太偉さん、宮本アイシャさん、モーラハナさんの6名が入賞。 佳作賞にはクトゥ桜さん、アンダーソン理沙さん、エルボマジェシカさん、ストロング梨里さん、宮下敬斗さん、犬塚樹里さん、森嶋えまさん、岡田ジェフリーさん、小山玲那さん、北野ルシアスさん、山元勇人さんの11名が選ばれた。同コンクールに出品された全作品は1月31日(土)と2月7日(土)に日修学院事務室前に展示されていた。
旭日中綬章受章のマイケル・ドネリーさん、トロント総領事公邸で伝達式
1月28日@総領事公邸
リン夫人(左)、中山泰則総領事(右)
トロント大学において日本政治学のパイオニア的存在として教鞭を執ってきたマイケル・ドネリー名誉教授が昨年の日本政府・秋の叙勲で旭日中綬章を受章し、その叙勲伝達式が1月28日、総領事公邸で行われた。
ドネリー教授は1958年に初めて日本を訪れている。トロント大学赴任以来、いち早く北米とアジア、特に日本との関係の重要性を説き、日本政治学の先駆者となり2005年に引退するまで30年以上に渡り日本政治の研究、他日本研究機関の設立に尽力した。また、ドネリー教授は何度も日本に滞在し、慶応大学、明治大学、筑波大学などいくつもの大学でも教壇に立っている。長年に渡り、カナダと日本両方の学生を指導し、両国の共同研究の支援、学術交流のために貢献してきた。
中山泰則総領事の挨拶ではドネリー教授の今までの功績を讃え、彼の人柄などについても触れ、今後とも日加両国の交流に寄与して欲しいと述べた。 ドネリー教授は受賞の挨拶の際に友人には短いスピーチを、と言われたが大学教授の私には難しいリクエストだと会場の笑いを誘い、自身の日本に対する思い出を交えながら語った。ドネリー教授は自身が行ってきたことがこのように評価されて非常に嬉しいと述べると同時に当日集まった家族や友人、大学関係者と喜びを分かち合った。
「語りの会」公演開催
3月21日午後3時から5時まで@トロントジャパンファウンデーション
3月19日から29日までの間、トロント各所で行われているToronto Storytelling Festivalの一環で日本の物語を日本語、英語両方で発表する。6人の語り手が山姥の話や朝の連続ドラマ小説で人気の「花子とアン」、坂本九さんの話など幅広い話を披露してくれる。家族向けの内容なので是非家族で出掛けていただきたい。入場料は無料だが、スペースが限られているので下記ウェブサイトから詳細を確認しよう。
スモールビジネスセントラル By Canon
カメラやプリンターなどで知られるキャノンがスモールビジエネスのサポートを目的としたウェブサイトを新たに開設した。ウェブサイトではStarting Up, Get Working, Moving Forwardなどとそれぞれの段階に分けてサポートが充実しており、為になる記事も多く掲載されている。また、スタートアップ企業向けにGet Startedというプログラムを用意しており、毎月一社が選ばれ5,000ドルの補助金とCanon MAXIFY Printerが交付される。
詳しくは下記ウェブサイト参照: smallbusinesscentral.ca
新企会 バレンタインズ・ナイト開催
2月14日@日系文化会館
新企会主催のチャリティーパーティーが今年も例年通り日系文化会館で開催された。参加者は学生やワーキングホリデー滞在者から現地ビジネスや駐在企業、自営業に携わる人まで幅広い年齢層の人が参加した。パーティー開始後には、昨年11月に発表された第25回新企会奨学金の授与式が行われた。そして参加者たちは夕食までの時間は様々な話に花を咲かせ、新しい人脈作りなど有意義な時間を過ごした。夕食後には様々なエンターテインメントが用意され、ベストドレッサーやドアプライズなどのプレゼントも用意されており、会場は終始賑わいを見せていた。