在トロント日本国総領事館 令和2年天皇誕生日 祝賀レセプション開催

トルドー・カナダ首相そして フォード・オンタリオ州首相より祝辞 2月21日 日系文化会館

日系文化会館を拠点とする太鼓グループ「響和太鼓」

日系文化会館を拠点とする太鼓グループ「響和太鼓」

伊藤恭子・在トロント日本国総領事は令和初めてとなる天皇誕生日祝賀レセプションを主催した。レセプションには、カナダ連邦議員、オンタリオ州政府代表、オンタリオ州管内の市長・副市長、市議会議員、ビジネス関係者、大学・研究機関、文化・芸術、日系団体の関係者約400名が出席した。

 東京オリンピックに向けた取組や東日本大震災からの復興、国際的なサステナビリティの目標達成そしてCPTPP

伊藤総領事

伊藤総領事

伊藤総領事は挨拶で、「2019年は日本・カナダの友好関係90周年という節目の年であり、年間を通してたくさんの行事に参加させていただきました。2028年には100周年というさらに大きな節目を迎えるので、より一層の友好関係強化に努めていきましょう」と述べた。

そして東京オリンピックに向けた取組や東日本大震災からの復興について触れたほか、国際的なサステナビリティの目標達成について、「2030年までに、健康・教育・平和的社会などの持続可能な開発のための諸目標達成が国連で採択されています。日本も国際社会の共通目標であるSDGs達成に向けた取り組みを世界にアピールしていきたいです。

例えば、オリンピックで使用されるメダルは、使用済み携帯電話等の小型家電から金属を集めて製作されています。資源の有効活用を通して持続可能性を高めるプロジェクトです。

また、オリンピックの選手村などのインフラ整備においては、ハード面・ソフト面の両方でユニバーサルデザインを採用し、障がいの有無にかかわらず全ての人が使いやすい施設づくりが目指されています」と語った。

また、CPTPP(環太平洋パートナーシップ)についても触れ、「新しい令和の時代にはより強固な協力関係を築きたい。CPTPPのパートナーシップも2年目に突入し、これまで以上に貿易や投資などの経済面での協力や、スポーツや教育などの文化面での交流も活性化できるよう願っています」とカナダと日本のさらなる友好関係強化に意欲を見せた。

ジャスティン・トルドー・カナダ首相からの祝辞

来賓のヤスミン・ラタンシ連邦議員(日加議員連盟執行委員)は、「天皇陛下の誕生日を祝う、記念すべき式典にお招きいただきありがとうございます。カナダと日本は経済協力のよきパートナーであり、これからもこの特別な友好関係がより一層発展することを期待しています」と、トルドー首相からの祝辞を述べた。

トルドー首相からの祝辞を述べるラタンシ連邦議会議員(右)

トルドー首相からの祝辞を述べるラタンシ連邦議会議員(右)

 ダグ・フォード・オンタリオ州首相からの祝辞

スティーブン・デビッドソン・オンタリオ州内閣書記は、「本日は記念すべき令和初の天皇誕生日祝賀会にお招きいただきありがとうございます。オンタリオ州と日本の友好関係は、ビジネスや教育、研究、観光など多岐に渡るものであり、昨年10月にはオンタリオ州農務大臣が日本を訪れ日本企業や団体との交流を行いました。

カナダと日本の関係は昨年で90周年を迎え、8月にはオンタリオ州と関係の深い高円宮家から憲仁親王妃久子殿下がカナダをご訪問されるなど、より活発な交流がなされています。今後も両国間の強い結束を引き続き保っていきたいです」とフォード州首相からの祝辞を代読した。

フォード州首相からの祝辞を述べるデビッドソン州内閣秘書

フォード州首相からの祝辞を述べるデビッドソン州内閣秘書

当日は領事館やJETRO、JNTOや企業の展示ブースが設けられるとともに、被災地域からの日本酒や「令和」と名のついた銘柄の日本酒、日本産ウイスキーとともにカナダ日本レストラン協会と公邸料理人による和食が用意された。また、会場には小原流、池坊、草月流の生け花の作品が展示され、華を添えた。

Japan – Toronto : Social Scene