旭日双光章受章の ゲーリー・カワグチ氏 在トロント日本国総領事公邸にて伝達式

2024年9月12日、日系文化会館(JCCC)元理事長のゲーリー・カワグチ氏への旭日双光章の伝達式が在トロント日本総領事公邸にて行われた。当日はゲーリー・カワグチ氏の叙勲をお祝いするため、ご家族やご友人が約30名集まり、大変華やかな会となった。


松永総領事の祝辞

2024年4月29日に、ゲーリー・カワグチ氏が天皇陛下から旭日双光章を授与されました。今夜お集まりいただいた皆様と共に、日本への貴重な支援者であり、トロントの日系カナダ人のコミュニティーの立派なリーダー、そして在トロント日本国総領事館の大切な友人であるカワグチ氏の功績をお祝いできることを心より嬉しく思います。
カワグチ氏は、1992年からJCCCの理事を務め、2009年から2022年まで理事長を務めました。新しい土地の購入と新施設の建設のための大規模な資金調達にも務め、2022年に顧問に就任して以来、様々な助言を提供し、日系カナダ人のコミュニティーの強化に貢献し続けています。今までのJCCCでの活動やその他の公的な活動を通じて、日本とカナダの友好関係の維持と発展に顕著な役割を果たし、全ての関係者から信頼を得ています。改めまして、カワグチ氏の栄誉ある旭日双光章受章に、心からお祝いを申し上げます。そして、この伝達式にお忙しい中お越しいただいたご来賓の皆様、カワグチ氏のご家族やご友人の皆様に再度御礼申し上げます。
ゲーリー・カワグチ氏スピーチ
皆様ありがとうございます。実は、日本名のミドルネームがあって、ケイジといいます。日本で有名な俳優の佐田啓二様にちなんで名付けられました。松永総領事、お言葉をいただきありがとうございます。今回の受章、そしてコミュニティーの成功のために貢献いただいた皆様に祝福いただき、とても光栄です。JCCCは、日本の文化や歴史についてカナダ人に教育をし、そして150年以上国際的に活動し、挑戦してきました。大切なのは、JCCCの評判を高め、発展し続けることです。
また、ボランティア活動は私の人生にとって重要でした。病院や非営利団体でコミュニティーへの理解が深まり、素晴らしい人たちに出会うことができました。今日という日は、私の両親にとって重要な出来事となります。私がこのコミュニティーに関わったということを喜んでくれるでしょう。何年も支え続けてくれた領事館、スタッフ、本日お越しいただいた皆様に感謝します。そして今日予定が合わず参加ができなかった、関わってくださった多くの方々にも感謝しています。
最後にひとつ、ここにいるブルース・クワバラ氏のお祝いをしたいと思います。彼は、日系カナダ人レガシー協会とブリティッシュ・コロンビア州政府により、ビクトリア州にカナダでの経験を称える記念碑を建設するための建築家として選ばれました。おめでとうございます。
ブルース・クワバラ氏(桑原文治氏)スピーチ

ゲーリー氏とは長い間一緒に働いてきて、多くのことを彼から学びました。ゲーリー氏は、いつも他者を理解し、助けてきました。そして誰よりも、コミュニティーについて理解し、専門的な経験と日本文化や日系カナダ人の歴史に関する知識を活かしてきました。ゲーリーのことをよく知っている人たちは、彼の思考がどれほど戦略的であるかご存知だと思いますが、私は彼のような人に会ったことがありません。私が最も好きな点は、地に足がついていて、ユーモアがあるところです。彼の貢献、サービス、ボランティア活動は一貫しており、常に継続しています。
また日常生活や人間関係の中で公正に自分を貫くことができ、それは私たちがリーダーに求めることです。私は信頼できる人についていきたいですし、彼を信頼しています。彼は誰に対しても敬意を持って接し、それは日本の価値観でもあり、とても重要だと思います。他の人々が障害や課題だと感じる問題を理解し、機会を見つけて物事を成し遂げることができるゲーリーの能力は比類のないものです。この大きな名誉は、本当に彼に相応しいものです。
ゲーリーは極めて優れた日系カナダ人であり、夫であり、父であり、家族とコミュニティーを第一に考える人です。彼はカナダ市民であり、友人であり、今や旭日双光章のメンバーです。本当におめでとうございます。
ジェームス・ヘロン氏(JCCC館長)コメント

今日の会は素晴らしかったですね。ゲーリー氏は、日系カナダ人コミュニティーの中で明確なビジョンを持った偉大なリーダーです。なので彼が旭日双光章受章したことは、本当に喜ばしいですし、ふさわしいと思います。彼とは15年ほど近くで働いてきたので、私にとって先輩であり、いくら感謝を伝えても伝えきれないほど感謝しています。人生を変える人、先生、両親との出会いってあると思うのですが、私にとって、ゲーリーはそういう存在です。彼は最高の人です。
松永総領事コメント

ゲーリー・カワグチ氏が、JCCCの理事長を14年間勤められたことは、それだけコミュニティーの中で信頼、尊敬されてきたということだと思います。新しいJCCCの施設を作ったり、資金が必要な際には民間企業に協力を求め、コミュニティーのために多く貢献されました。日系カナダ人のコミュニティーは、彼の理事長としての役割から大きな恩恵を賜ったと思います。今回の受章はカワグチ氏にふさわしい名誉だと思います。












