遺伝子によってメニューが決まる?
こんにちは、Hinakoです。
私が現在暮らしているトロントには多くの大学があり、どの大学でも日々、幅広い分野で最先端の研究が行われています。
本日はその中でも特に多くの分野を扱っているトロント大学の研究の一部をご紹介。
大学で研究されているテーマは、キャンパス内随所で見かけるポスターに書かれています。
その中でも私が特に興味を持った質問は:
“Should your DNA determine what’s for dinner?”
直訳すると、「あなたのDNAで晩ごはんの献立が決まるのか?」となります。
初めてこの質問を目にした時は、「どういうこと?もっと知りたい。」と好奇心を掻き立てられました。
というわけでネットで検索してみると、現れたのは ”nutrigenomics” というキーワード。Nutrition(栄養学)と genomics(遺伝子、ゲノム)の関係を研究する新しい分野なのだそうです。遺伝子の違いによって一人一人、栄養素に対する反応が変わってくるのだとか。
つまり、遺伝子を調べることにより、その人にとって最適な食事のメニューを作ることが出来る、というわけです。
実際、近い将来には自分にカスタマイズされた食事を摂る、という時代がやってくるのかもしれません。自分が住む街でこんな研究が行われていると思うとワクワクしますね。
同ページにはトロント大学で行われているその他多くの研究についての記事が掲載されているので、興味がある方は是非、読んでみてください。