チェキだけどチェキ以上のリアル感 instax SQUARE SQ10がついに世界同時発売!
今年5月に富士フイルムから新発売された『instax SQUARE SQ10(以下SQ10)』はどんな構図もお洒落に決まる人気のスクエア型が採用されており、芸術的な写真表現にも最適であると世界中から多くの写真愛好家やプロフェッショナルフォトグラファーの注目を集めている。また、instaxシリーズ初となるデジタルイメージセンサーとデジタル画像処理技術を搭載し、インスタントカメラとデジタルカメラの魅力が融合した新しいモデルだ。編集部より購入を検討している読者に向けてSQ10の魅力を紹介しよう。
ポイント1.どんな構図もお洒落に決まるinstaxシリーズ初のスクエアフォーマット
近年インスタグラムなどを中心に注目を集めている正方形フォーマットは、芸術的な写真表現に効果的なフォーマットとして約90年前から多くの写真愛好家に採用されてきたフォーマットだ。SQ10の画面サイズは62ミリ×62ミリとまさに1対1の画角で、人物や風景など被写体を問わずにどんな構図でもお洒落に写すことができ、instaxの表現や活躍の幅を広げる一台だ。
ポイント2.デジタルとの融合でフィルムカメラの新しい可能性を秘めたハイブリットインスタントカメラ
■多彩な編集・加工機能だからこそ実現できるクリエイティビティ
シンプルなボタン操作で撮影前後、好きなタイミングで写真を編集・加工することが可能になったSQ10。用意された10種類のフィルターでイメージ通りの表現を追求することができ、19段階の明るさ調整機能が手軽に写真を好みの明るさに補正してくれる。さらに周辺光量を調整できるビネット機能も搭載されており、写真中央に比べ周辺の明るみを落とすことで静止画や人物などを際立たせることもできる。
■instax初のデジタル撮像モジュールが実現するクリアな画質
富士フイルムが長年培ってきたデジタルイメージング技術が投影され、自動露出調整、人物検出、オートフォーカスといった新機能を搭載。より多くのユーザーニーズに応える室内などの暗い場所や逆光下、10㎝までの近距離撮影でも簡単にイメージ通りの写真撮影をサポート。
ポイント3.使いやすさとデザイン性を追求した新設計のユーザーインターフェイス
■1+1=∞(無限大)の可能性を持つデュアルシャッター
SQ10は左右対称にデザインされ、2つのシャッターボタンが搭載されている。利き手を選ばず使用することが可能になり、あえて普段使わない方の手でシャッターを切ることで、これまでとは違った角度から世界を切り取ることができる。
■instaxの特徴「シンプルな操作性」を追求した新ユーザーインターフェイス
アナログとデジタルの融合を果たしたSQ10はシンプルな操作性にこだわりながら、撮影から編集・加工、プリントまでの一連のプロセスが直感的な操作で簡単に完結するユーザーインタフェースが採用さえている。液晶モニターには必要最低限の情報表示のみにとどめ、中央下部にまとめられた利き手を問わないボタン・ダイアル配置が嬉しい。
その他の注目ポイント
■富士フイルムが創業以来研究を重ねてきた写真フィルムのノウハウが注ぎ込まれたinstaxフィルムは時間が経っても色褪せず、思い出や作品を残すにもぴったり。
■リプリント機能で過去にプリントした写真を手軽に友人とシェアできる。
■もちろんフィルムカメラ独特の二重露光撮影やバルブ撮影もOK。
■サムネイルとして保存された写真を編集せずにコラージュのようにプリント可能。
■充電式バッテリーはマイクロUSBで簡単充電。
■microSDを挿入することで撮影データを保存、また別のカメラで撮影したデータをプリントすることもできる。
instaxシリーズのシンプルな操作性と手軽さはそのままに新スクエアフォーマットとデジタル機能の融合で新たな楽しさと魅力がたっぷり詰まったSQ10。この夏の思い出はSQ10と一緒に楽しく残そう。
新スクエアフォーマット採用、ハイブリッドインスタントカメラ instax SQ10 お披露目レセプション 5月13日@499 Queen St W
5月13日、ユニークなセレクトショップやおしゃれなカフェが並ぶクイーンストリートウエストの一角で、instaxチェキシーリズ初のスクエアフォーマットを採用したinstax SQ10のお披露目レセプションが行われた。トロントで活躍中のDJ、ソフィー・ジョーンズが音楽をかける会場には、インスタグラムで1万人以上のフォロワーを持つ人気インスタグラマーや人気ブロガーも多く参加し、非常に活気にあふれたイベントであった。
カラフルな配色の会場では、SQ10を実際に体験できるだけでなく、フォトブースやゲーム台など、SQ10の魅力を引き出す仕掛けが盛りだくさん。その中でも一番の目玉はガチャガチャとルーレットだ。ガチャガチャで当たりが出ればinstax SQ10が、ルーレットが当たりで止まればinstax mini9が、なんとその場で貰えるのだ。会場内には大きな歓声や落胆の声が響き渡り、来場者は大いに楽しんでいる様子だった。そのほかにも、SQ10を手にした似顔絵を描いて貰えるブースや、獲得したポイントによって景品がもらえるボールゲームなどがあり、終始イベントは大いに盛り上がりを見せてた。
会場内では筆者も実際にSQ10を触らせてもらった。操作はとても簡単で、取扱説明書なしでも感覚的に操作できるようになっている。フィルターは全10種類で、ビネットや明るさ調整も可能。さらに撮った写真を後から編集することができるなど、これまでのチェキにはないデジタルテクノロジーがチェキの可能性をより広げてくれている。もちろん二重露光撮影やバルブ機能など、フィルムカメラならではの魅力的な機能は健在だ。デジタルとアナログの融合を果たしたSQ10は通常のデジタルカメラよりももっと写真を楽しめるワクワク感を持ち手に与えてくれた。
SQ10の魅力を実際に体験した後には富士フイルムカナダ社長の近藤道夫氏にお話を伺うことができた。近藤社長は「4月19日にSQ10の発売が発表されると、ニュースサイトHighsnobietyにおけるSQ10についての記事のシェアは2万件を超えました。これはiPhone7発表の際を大きく上回る数で、SQ10への期待の大きさが見てとれます。また、2007年にiPhoneが発売されてから、デジタルカメラの売り上げは年々減少していきましたが、その一方で、instaxは売り上げを伸ばし続けてきました。スマートフォンの登場とともに写真は暮らしの一部となり、日常の中の習慣として立場を変化させてきました。
そしてその使い方も従来の写真屋さんで印刷して手元に置くアナログなものから、ネット・SNSでのシェア等、デジタルで見せるものへと変化していったのです。その流れの中で、自分が撮った写真を手にとって楽しむことができるinstaxのアナログさは特に若い世代には新鮮に受け取られたのです。数字的に見ても、昨年度のinstaxの販売台数は660万台を超え、デジタルカメラ市場(昨年度2400万台)と比較しても絶大な人気を誇っております。
ただ、instaxはこれまで30代前半までの若い世代、特に女性と、愛用している人たちが限られてきました。しかし、今回のSQ10では今よりも幅広い年代に使ってもらえることを期待して、デザインも従来のポップでカラフルな色ではなく、ブラックとシルバーでシックにまとめ、フィルターや二重露光等の細かな調整で写真の楽しみ方も大きく広がったと思います。より多くの方々にSQ10を楽しんでもらいたいですね。」と今後の期待を熱く語ってくれた。
昨年8月にオープンしたコンセプトストア、Annex Photo by Fujifilmのオーナー、レナータ・ハミルトンさんは「今回のイベントは非常に新鮮で、今まで私が行ったイベントとは全く違いますね。来場した方がイベントを楽しみながら、SQ10に夢中になっていて嬉しいです。SQ10の強みであるアナログスタイルとデジタルスタイルの完璧な融合をしっかり体験してもらいたいです。デジタル技術を採用したことで、instaxでの写真表現における自由さは飛躍的に高まりました。ユーザーはフィルターや編集機能を使うことで、自分が想像した通り、思い描いた通りの創造性豊かな写真を楽しむことができます。
デジタルの強みを最大限生かしてアナログな写真を手にする、この両者の組み合わせは本当に素晴らしいです。」とコメントしてくれた。また最後に、留学やワーホリで日々邁進しているTORJA読者に対して「冒険すること、違いを楽しむこと、好奇心を持つこと、新しいことに挑戦することを恐れないこと、新しいものとの出会いを大切にすること、人生という旅を楽しんでください」という素敵なメッセージを残してくれた。
イベントは大盛況のなか終わり、多くの来場者がSQ10の魅力に魅せられているようだった。今までにない、全く新しいハイブリットインスタントカメラinstax SQ10は新たな写真の楽しみを世界に広めるに違いない。
ウェンディ(インスタグラムアカウント@wendyhwei)
「このイベントを満喫しています。SQ10でちょうど写真を撮ってみたところですが、とても気に入りました。今までのinstaxは、ボケてしまったり、思い通りに写真が撮れなかった時に、フィルムが無駄になってしまいましたが、SQ10は撮った写真をカスタマイズできますし、選んだ写真だけをプリントすることができるので最高です!」
ジェンナ(インスタグラムアカウント@jennanh)
「私はinstax mini90をはじめ、3台のinstaxを愛用しています。主な使い方としてコンサートに行く際には必ず持って行って、自分が撮った写真にアーティストからのサインをもらうようにしています。ただのサインよりももっともっと特別な宝物です。」
美味しいものとカラフルな写真で人気のインスタグラマーアギー(インスタグラムアカウント@theaggiediaries)
「SQ10のスクエアスタイルはモダンで新鮮、このイベントもとても魅力的ですね。私自身はmini7と8を持っていますが、フィルムも安くないですし、年に2、3回特別な時に使うぐらいです。でも実際にその場でプリントされて手にできる写真は思い出を残すのに最適だと思います。だから、初めて一緒に出掛ける友達に会う時とかに持っていって、撮った写真をプレゼントしたりするのに使っています。」
メンズファッションと美容についての人気ブロガーミカエル(インスタグラムアカウント@globalgarcon)
「前回のinstax SHARE SP-2のイベントも楽しかったですが、今回も最高ですね!僕はまだinstaxを持っていないのですが、ずっと欲しいと思っています。」こう話していたミカエルは、なんとこの後ルーレットでinstax mini9を当てていた!きっとこれからはinstaxライフを楽しむことだろう。