J-Townの『平成マート』がスペース拡大して敷地内で移転リニューアル|特集「自粛そして日常へ」
豊富な品揃えに加え日本の陶器の販売もスタート
トロントの北、マーカムにあるJ-Townは本屋の「Blue Tree Books」や「居酒屋JU」のほか、日本食レストランやカフェ、パン屋、魚屋、肉屋、日本のコスメを扱う美容品店など様々な商品・サービスを取り扱うお店が一つの場所に集まっている在住者には貴重な場所だ。近年は日本食や日本カルチャーの人気も高まってカナディアンや中華系の人たちにも人気の場所となっており、週末は多くの人で賑わっている。
マネージャー・小出澤輝幸さんに聞く新しい『平成マート』の魅力

小出澤さん
J-Townの中心的存在、日本の食料品やお惣菜を扱う『平成マート』
『平成マート』は平成元年(1989年)にフィンチ×ビクトリアパーク近くに創業者で現在も社長を務める日比野さんが店舗を構えたのは始まりだ。その後、1998年に「ベーカリーナカムラ」と「コボジュエリー」の三店舗でJ-Townを設立し、現在の場所であるスティール・イーストに移転した。そして『平成マート』は先月9月に敷地内で移転し、スペース拡大・取扱商品を増やし、リニューアルオープンを果たした。
マネージャーの小出澤さんは、今回の店舗移転について「取り扱い商品数の増加とともにお店が手狭になり、お買い物をするお客様に不憫をお掛けしていましたので、少しでも広い現店舗に移転することにしました」と経緯を教えてくれた。


陶器売り場を開設。美濃、瀬戸、万古焼を中心に日本の食器、箸、置物などを取り揃える
新店舗ではこれまでよりも広くなった売り場でゆったりと買い物ができるのが一番の魅力だが、出来立てのお弁当やおにぎりもバリエーション豊かに取り揃え、力を入れているという。
食品だけでなく、陶器売り場を開設して日本の器の販売にも力を入れていくという。ここでは美濃、瀬戸、万古焼を中心に日本の食器、箸、置物などを豊富に取り揃えている。小出澤さんさん曰く、「普段ご家庭でお使いいただくのはもちろん、贈り物などにもオススメです」とのことだ。


先月リニューアルオープンをして早速訪れた人たちからも「キレイになった。広くなった。商品が見やすくなった。」などの好評の声をもらっているそうで、非常にありがたい気持ちになっているそうだ。
「コロナ禍においては安全対策のために来店いただいた方の入場制限をするなどしてきました。ただ、これまでの旧店舗は非常に狭く多くのお客様にご迷惑をお掛けしてしまいました。リニューアルしました新店舗では入口と出口を別にするなど、お客様の動線が少しでも離れる様に工夫しておりますので、どうぞ安心してご来店ください」と語る小出澤さん。
次なる目標や目指していることを聞くと、「少しでも多くのお客様に日本の文化を提供できる場所、そして日本人のお客様が胸を張ってカナダ人の友達をお連れできる環境を作っていきたいと思っております」と抱負を語ってくれた。
お知らせ
J-Townでは新店舗も続々オープン!豊富なメニューを取り揃えているレストラン『タヌキ』は平成マート斜め前にオープン。また近日オープン予定のカフェ『柚子の木』もきっと楽しんでいただけるはずです。是非お越しください。


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【お問い合わせ】 jtownmarkham@gmail.com