北米最大規模の日本の祭典『Japan Festival CANADA 2018』が8月25日・26日 カナダ・ミシサガ市で開催!
北米最大規模に成長した『Japan Festival Canada』が今年もミシサガ市のCelebration Squareにて開催する。2018年と2019年は日加修好90周年の記念年でもあることから、日本とカナダの友好と発展、相互理解がテーマとなっている。
2018年は日本にとって日加修好90周年となるため、日本からカナダへの友好を伝えることが主な目的となっており、日本食ブースや和太鼓を始めとした日本の伝統芸能と現代ポップカルチャーのステージパフォーマンスといった魅力的な企画が満載だ。
2回目の開催となった昨年は日本の夏をカナダでも体感してもらおうと縁日フードや日本式アレンジが加わった食べ物を販売するブースが14も並び、それぞれトロントやミシサガなどで人気を博している日本食レストランが中心となって参加していた。
ステージパフォーマンスでは、日本からモンキーマジックや人気DJ八王子Pが生ライブを開催。さらに永田社中やten ten with Kiyo Asaokaといった日本の伝統的な演奏も行われた。
さらに世界で活躍するレーシングドライバーの佐藤琢磨選手がゲストとして会場を訪れ子ども達にサインをするなど多くの来場者を喜ばせたほか、カナダ全土から日本にまつわるパフォーマンスの才能を持つ人を発掘するタレントオーディション「TOKYO CANADA TALENT COMPETITION」が開催され、優勝したエリザベス・サントスさんは日本語で高らかに『千の風になって』を歌い上げ、見事メジャーデビューへ向けた特典と日本行きの往復航空券が贈られた。
期待が集まる今年の見どころ
■料理で日加の絆を再発見「Canada-Tokyo Cooking Competition」
今年は日本食の腕とアイデアを競う「Canada-Tokyo Cooking Competition」が開催される。カナダに住んでいる19歳以上の方ならプロ・アマチュアを問わず参加が可能なこの大会では、料理のテーマが「日加修好90周年を祝した日本食・もしくは日本食材を使ったメニュー」となっている。優勝者には東京への往復チケットと東京で日本文化と食を楽しむツアーが贈られる。最初の参加申し込み締め切りは7月31日となっているため、少しでも料理の腕に自信がある方は申し込んでみてはいかがだろうか。
■会場の熱量はMAXに到達!ステージパフォーマンス
今年も昨年と同じく、日本の伝統的シーンからポップカルチャーシーンまで幅広いパフォーマンスの披露が予定されている。ゲストアーティストは順次発表予定だが、現在は那覇市出身の姉妹による舞踊パフォーマンスユニット「赤嶺姉妹」と、太鼓奏者林英哲と彼の結成した太鼓ユニット英哲風雲の会の参加が発表されている。
・太鼓ソリストのパイオニア林英哲&英哲風雲の会
太鼓奏者である林英哲氏は「鼓童」などの創設に参加し、1982年からソロ活動を開始した。1984年には初の和太鼓ソリストとして音楽の聖地カーネギー・ホールにデビューし、現代音楽の分野でも国際的に高い評価を得ている。日本だけでなく、全世界で交響楽団と共演をしており、2000年にドイツでベルリン・フィルと共演した際は2万人を超える聴衆を虜にした。日本の伝統には元々なかった大太鼓ソロ奏法を創り出し、様々な太鼓を用いた独自奏法など、前例のない太鼓ソリストという分野を開拓し、伝統的な太鼓音楽に新たな風を吹き込んでいる。
・国内外で高評価!琉球舞踊の伝道師赤嶺姉妹
赤嶺姉妹は幼い頃より琉球舞踊の家元である前田千加子氏に入門し、その独自の舞踊センスとパフォーマンス力が高く評価され、15歳になってからは世界遺産でもある首里城公園内での舞台に出演した。プロの登竜門とされる沖縄タイムス芸能選抜コンクール琉球古典舞踊の部では最高賞を受賞し、現在は東京で活動。2016年には東京での自主公演のチケットが完売し、その活動は日本国内だけでなくブルガリア、台湾、ハワイにも及び、琉球舞踊の普及に努めている。