日本とカナダの絆を再発見！Japan Festival CANADA 2017 [Aug 26, 27]

去年ミシサガで初開催となった日本の食と文化を広めるビッグイベント、Japan Festival Mississaugaが今年はさらなる進化を遂げて帰って来る。２０１８〜２０１９年の日加修好90周年を目前とした今年は一体どのような祭典になるのだろうか。

■大盛況で幕を閉じた２０１６年のJapan Festival Mississauga

２０１６年にミシサガで開催された、最大級のジャパニーズフェスティバルJapan Festival Missisauga。ミシサガ市は愛知県刈谷市と１９８１年７月７日に姉妹都市を締結し２０１６年で35周年を迎えており、これが祭典開催のきっかけとなったとも言える。刈谷市からは毎年市民団が派遣されるほか、ミシサガ市では７月７日が“Kariya Day”として指定されて、ミシサガ市内には「カリヤパーク」、刈谷市内には「ミササガパーク」と互いの都市の名前を持つ公園が整備されているなど、これまで２都市間では姉妹都市提携が結ばれてから長く交流が続いているのだ。７月10日の開催日には、地元や郊外から多くの日本人やカナダ人が集まり、日本の食や文化、伝統芸能のパフォーマンスやブランドなど、日本をよく知る人も知らない人もみんなが心から楽しめる内容となっていた。

■今年のテーマは「日本から祝うカナダ建国１５０周年」

今年はカナダ建国１５０周年を迎える年のため、本フェスティバルのテーマやコンセプトが一新され生まれ変わった。気になるコンセプトは「日本とカナダの絆を再発見。カナダ建国１５０周年をともに祝う」。ただ日本の魅力を全カナダへ向けて発信するのみならず、日本からのカナダ建国１５０周年のお祝いの気持ちを発信することをひとつの大きなテーマとしているのだ。

祭典の名前“Japan Festival CANADA 2017”にもその想いが込められていることが見て取れる。カナダに住む人、滞在している人をはじめとし、進出企業、友好関係にある自治体など日本からカナダに縁のある多くの人が集まることとなるJapan Festival CANADA 2017。カナダ側のフードブースなども設けられることにより両国間の友好関係を示しながら、来場者、出展者、スポンサー、スタッフなど、この祭典に関わる全ての人たちがカナダの建国１５０周年を祝う形となるのだ。今回は２日間にわたって開催されるので、そのスケールにも期待が膨らむ。

■バラエティーに富んだ注目のイベント内容

日本の食を堪能する

日本の夏祭りを思い出させるような縁日フードや日本的アレンジの加わったこれまで目にしたことのないようなスタイルの食が味わえる。今年はテーマがカナダ建国１５０周年を祝うとなっているため、カナダの和食レストランはもちろんの事、様々な料理を提供する飲食店が出展されるとのことだ。また成人以上の来場者向けには、日本酒やビールが提供されるアルコール提供エリアが設けられるとのことで、大人にも嬉しい祭典であること間違いない。

美しい日本のステージパフォーマンス

和太鼓や踊りをはじめとした日本の音楽や伝統芸能のパフォーマンス、また着物など日本文化を伝えるショーや日本で生まれたサブカルチャーをフィーチャーしたショーなどが予定されており、昔から今に至る日本の文化を一気に目で見て、感じることができる。日本からのスペシャルゲストも登場予定。

日本が世界に誇る企業展示

日本の企業が持つ優れたサービスや革新技術に触れられる企業展示ブースは、この祭典の大きな見どころの一つ。カナダに拠点を持ち事業展開を行う日系企業、またこれから展開を考えている企業も参加予定とのことだ。去年は商品に実際触れたり試乗できる体験型ブースや抽選会なども行われ、各ブースが多くの人で賑わった。

日本のものを買ってより身近に日本を感じる

美しく織り成された日本の着物に魅せられる人は多い。今回は着物や和風小物、縁日などで目にする日本のおもちゃや日本の菓子メーカーも出展予定。大人も子どもも普段カナダではあまり目にすることのできない日本のお土産をここでゲットしたい。

日本の夏祭りをそのままに再現

日本人が懐かしむ昔ならではの夏祭りが、ここJapan Festival CANADA 2017にも登場する。縁日に並ぶような様々な屋台を始めとし、水風船すくい、折り紙教室など子ども連れの家族や若者を中心に日本の伝統的な遊びを楽しめるブースとなる。