世界の日本食〜バリ島編〜
こんにちは、坂本です。さて、しばらく続いたバリ編ですが、今回がラストです!…たぶん(笑)
さて、バリには1週間近く滞在していたのですが、後半になるにつれて、まわりからは「日本食が食べたい!」との声がだんだん聞こえるようになっていきました。旅先に行くまでは、「地元料理を制覇しよう!」とか、「やっぱりその土地の料理食べなきゃねー」などと思ったりするものですが、いざ現地に入ってしばらくすると、日本食が恋しくなってくるんですよね。しかも、ただ「食べたい!」と頭の中で考えるだけでなく、体が欲しているような感覚になったりします。ヘルシーだといわれる日本食を普段食べているからなのか、違う国のものを食べ続けていると、もたれる、というか、体がだるくなっていくんですよね。翌日には帰国するというのに、ついに我慢できなかったのですね(笑)
と、そんな思いから日本食の食べられるところをリサーチしてみると、1件、良さそうなところが見つかりました!バリでも、道中「なんちゃってジャパレス」的お店はいくつか目にしたのですが、このお店はオーナーの奥さまが日本人の方で、バリの環境下で「本物の日本食」を再現しています。バリでは麺料理を頼むとたいていインスタント麺が出てくるといいますが、ここでは生麺を使っています。製麺所、なんてきっと需要としてもないでしょうから、もしかしたら自家製麺だったのかもしれません。らーめんが食べたい、でもインスタント麺じゃ嫌!と思っていた私は、注文前に「すみません。らーめんの麺ってどんなものを使っているんですか?」とわざわざ確認(笑)お店のスタッフ(現地の人)は親切に、冷蔵庫から取り出して麺を見せてくれました(笑)
メニューもらーめんの他、カツ丼に親子丼、カツカレーに串揚げと、いろいろな日本食メニューがあって、しかもその味が限りなく日本で食べている日本食の味に近い!食材調達や宗教的な部分から、カツ丼はトンカツでなくチキンカツなどといった部分もありましたが、現地のビールを片手に美味しい日本食を食べることができた私たち一行は大満足!お店を出るときには、日本人だというオーナーの奥様にもご挨拶することができ、「おいしい日本食をごちそうさまでした!」とお伝えできたのも嬉しかったですね。
海外でも美味しい日本食が食べたい!そう思う私たちの願いを叶えてくれる場所は、たとえ数は少なくとも、このお店のようにバリ島やその他地域にも存在しています。とくにトロントは近年の出店ブームで、美味しい日本食屋さんがどんどんとできてきました。今月の入稿を終えたら、まったりじっくりと、日本の味を楽しみに繰り出したいなと思います。