日本の伝統美
こんにちは、Kanamiです。
もうご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、Japan Foundation がBay Stにあった以前の場所からBloor-Young駅直結のハドソンベイセンター3階へとお引っ越し!新天地での新たなスタートにさきがけ、日本の古き良き伝統を感じられる素晴らしい展覧会を開催しています。
今回の展覧会のテーマは『手仕事のかたち-伝統と手わざ-』。
日本各地では陶芸、染織、金工、漆工、木竹工、紙など各々の素材を活かし、それにふさわしい技術を工夫することで使いやすさとともに、美を兼ね備えた品々が生み出されてきました。明治時代になると、産業革命の波が押し寄せ、それまでの手工業品の多くが機械の導入による大量生産を目指す工業製品にとってかわられることになりました。西洋文化を積極的に取り入れようとする風潮の中で日本各地の職人たちは小規模ながら手作りによる工芸品の生産を続け技術と伝統を大事に守り続けてきました。
そんな日本の伝統的な技術と素材による「手仕事のかたち」を国の伝産法で指定されている代表的な「伝統的工芸品」の素晴らしい作品を通してみることができます。
私はしばしばそこでボランティアをさせていただいているのですが、訪れる方々が口々に「美しい、なんて素敵なの」と作品に見入っている様子をみて、こうして日本の魅力を知っていただける機会があることをすごくうれしく感じます。日本のそれぞれの地域が素晴らしい伝統を今もなお継承し守り抜いているのは日本の素晴らしいところの一つであると思います。全国各地の伝統工芸品をこのように一度に見ることができる機会もなかなかないのではないでしょうか?ちなみに私の地元香川の丸亀うちわも展示されています!
英語を勉強している方にもぜひおすすめしたいです!説明書きはすべて英語なのでお友達に日本の伝統工芸を紹介したり、ボキャブラリーを増やせるいい機会です。
日本の魅力を再発見できる素晴らしい展覧会!皆さんも1度足を運んでみてはいかがでしょう。