オリジナル年越しヌードル
大繁盛人気らーめん店金とんらーめん店長浦田流!オリジナル年越しヌードル
年越しといえば、そば。でもせっかく海外、トロントにいるのだから、オリジナルの年越しヌードルで験を担いでみませんか?
今回協力してくれたのは、トロントのらーめんブームの火付け役、行列の絶えないらーめん店「金とんらーめん」を仕切る浦田さん。
浦田さんは同店の人気メニューの基礎を築き、今もスタッフとともにメニュー開発から、味の責任までオペレーションを一手に引き受けている。
皆さんもご存知のとおり「金とんらーめん」は豚骨をベースとしたこってり系らーめんが主流だが、近日オープンを予定している2号店では、鶏らーめんも取り上げていく予定だという。
そんな浦田さんにご家庭でも色々アレンジできる年越しヌードルを3品提案してもらった。
金とんらーめん2号店でも力を入れていく”鶏”。チキンベースの濃厚だがさっぱりとした風味のスープに、ごま油を和えた麺と鶏むね肉や玉子などの具材を合わせる。鶏ガラや皮、チキンフィートなどを数時間煮込んだ同店オリジナルのスープだが、家庭でも豚骨に比べれば数段ストックはとりやすいのでぜひご家庭でもチャレンジして頂きたい。市販の鶏ガラの粉などでも代替可能だ。麺もらーめんにこだわらなくとも、うどんやフォーなどでも美味しい。
そして浦田さん流として、メキシコを代表する青唐辛子”ハラペーニョ”を少しずつスープと麺に絡ませて、新しいピリ辛感を演出。スーパーなどで簡単に手に入るので是非試してみよう!
浦田さんが昔、お金がなく苦労していた時代によく食べていた”すいとん”を年越し用にアレンジ。小麦粉・水・塩で作るすいとんに、浦田さん流はチーズを加え、カナディアンにも喜ばれる洋風仕立てにしている。
今回は鶏のスープでアレンジしてもらったが、皆さんがでよく食べていた雑煮を思い出してもらい、白みそ風・赤みそ風や吸い物スタイルなど思い出の雑煮をすいとんに変えてみるのも一興。グツグツと煮えたアツアツのすいとんはトロントの寒さもきっと吹き飛ばしてくれるはず!
真っ黒な見た目に最初は驚くかもしれないが、こちらは海苔たっぷりの一品。風味豊かな海苔3種とワカメ、オクラや温泉たまごなどをお好みで入れれば見た目、食感、風味全てが楽しめる。かつおダシのあっさりスープが浦田さん流だが、市販のめんつゆなどのスープでも十分に美味しい。
麺も細麺のらーめんから、そば、うどんなど全ての麺で代替可能でオールマイティな1品だ。今年の年越しは浦田さん流で海苔をがっつり使用した年越しそばを堪能して、ノリノリで来年を迎えたい。