ルアー屋さんのオンタリオ釣り日記 第10回
Lure Carver’s Fishing Diary
ナイアガラのビッグトラウトを追う!!(岸釣り編)
待ちに待った春が遂にやってきましたね~!
長く厳しかった今年のオンタリオの冬・・・ホントに春は来るんかい? ってなぐらい凄い冬でしたが、いよいよ本格的な釣りシーズン到来!!
不肖ワタクシも釣り竿片手に ″ おっしゃー!!オイラの季節がやってきた~! ″ とウキウキワクワクしまくっている毎日です。(笑)
ってな訳で、今月の釣り日記では春のスペシャルな釣り『ナイアガラリバーのトラウトフィッシング(岸釣り編)』をご紹介させて頂きたいと思います!
厳冬期のナイアガラリバーの釣りについては先月号でご紹介させて頂いた通り、ガイドさんに船を出してもらうか、アイゼンやピッケルなどで完全武装して急峻なハイキングロードを降りて行くしか手はなかったのですが、雪解けが進むにつれてハイキングロードも歩けるようになり、岸釣りが可能になって来ます。
今時期のナイアガラリバーで狙える魚は、スティールヘッド、ブラウントラウト、レイクトラウトなどで、水温が上がる6月初旬頃までがトラウト釣りのチャンス。
冷たい水を好むトラウト達は、川の水温上昇と共にオンタリオ湖に出て行ってしまいますが、夏場はバスなどの暖かい水を好む魚を狙う事ができます。
そして初秋、河畔の木々の葉っぱが黄色く染まり始める頃になると、1mを超えるような巨大なキングサーモン達がナイアガラリバーに産卵の為に遡上してきます。
冷水系の魚から暖水系の魚まで、季節を通じて多種多様な魚が生息するナイアガラリバーの豊潤
今月のワンポイント!
ナイアガラ大瀑布の浸食によって出来たナイアガラ峡谷では太古の昔の地層がむき出しになっているのですが、実は化石の宝庫であるという事は知られざる事実!!足元に転がっている岩の中に、結構な頻度で化石を見つけられますよ~♪
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西根博司(にしね ひろし)
鳥取出身。ルアーフィッシング歴30年。プロルアービルダー歴23年。カナダ歴14年。寝ても覚めてもルアー作りと魚釣りのことばかり考えている典型的な釣りバカ人間。
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