NUIT BLANCHE TORONTO 2016
こんにちは、Nagiです。
10月のトロントはもう10℃前後の寒さだと想像していましたが、10月後半になっても、20℃台の日もあり、日本の気候と同じくらいで驚いています。
冬に備えて早めに買ったブーツも、今年は出番がないかも、、、と少し落ち込んでいます。
トロントに来て7ヵ月経ちますが、まだ全然イベントに参加したことがなかったので、いろいろ調べ、先週NUIT BLANCHEに行ってきました。
NUIT BLANCHEとは、パリから始まった、無料で楽しめるナイトアートフェスティバルのことで、トロントでも毎年開催されています。
私は、その中でCity Hall前のNathan Phillips Square で開催していたOBLIVIONというプロジェクトを観に行ってきました。
OBLIVIONは、3つの展示があり、その中でも“Death of the Sun”と“Pneuma”というプロジェクトを観てきました。
“Death of the Sun”は、惑星を支えている星の死を描いており、最初は星でいっぱいの惑星が、その惑星が次第に真っ赤に燃え、そのあと真っ黒に消滅していくといった死までの過程を、大きな球体1つだけでうまく表現されていました。観客の中には床に寝転がって鑑賞している人もいました。
“Pneuma”は、人の内面の思考を表現しており、水と映像をうまく融合した作品で、ダイナミックなうえにとても綺麗で魅了されました。
さらに水面に映像が反射していて、よりいっそう綺麗で感動しました。
映像が終わると、大きな拍手が起こりました。
10分おきくらいで映されるので、私は感動して2回も観てしまいました。
どちらも映像のみで言葉はないけれど、伝わってくるメッセージがあり、とても幻想的でした。
夜だったのにもかかわらず、全然寒くなかったのでとても楽しめました。
京都でも開催しているらしいのでトロントで今年見逃した人はぜひ、日本で参加してみてください。