欧米で人気沸騰中!?ヘルシー食品?日本の心「Onigiri」Omusubi bar Suzume
アメリカ、ロサンゼルスでは日本のおにぎりが「ダイエット食品」として売られているとSNSで目にしたことがある。
たしかに、日本食=ヘルシーとイメージ付けされているところはあるし、グルテンフリーで、具によってはビーガン食になるおにぎりは健康志向が上昇している欧米で人気が出るのも納得いく。
そこで、今日はカナダ・トロント在住の私がお昼休憩によくいただく「おにぎり専門店」の 「Omusubi bar Suzume」さんを紹介したいと思う。
エチオピアン、タイ、フィリピン、ジャマイカン etc. と、いろいろな国のグルメが楽しめるコンテナマーケット 707 Market に誇らしげにはためく日の丸国旗。
提灯、のれん、すだれ、と日本感満載なアイテムでなんだか懐かしい気持ちになる。
鮭や梅干しといった定番なおにぎりの具からガーリック椎茸、さつまいもといった少しユニークな具も揃っている。 ちなみにガーリック椎茸は現地の方からとても人気があるそう。
おにぎりの他にも、主にオンタリオ州で採れる食材を使った週ごとに代わるお味噌汁や、親子丼、きんぴらごぼうなどのメニューもある。
玉ねぎが丸々一つ入ったお味噌汁
出汁が驚くほどでていて甘くて、玉ねぎはほろほろに柔らかくてとても美味しかった。
こちらは 月ごとに代わるスペシャルおにぎりの具
この月は、秋らしい「かぼちゃとクルミ味噌」。
かぼちゃのほんのりとした甘さと胡桃の香ばしさが味噌とマッチして最高だ。
肌寒くなってくるにつれ、いよいよこの時期が今年も来たな、と心が踊り出す。
海外在住者にとって「おでんあります」の文字ほど、泣けるものはない。
長いカナダの冬もおでんがあれば乗り越えられそうだ。
こちらは、たまに期間限定で売られる手作りデザートからも目が離せない。
11月の期間限定デザートは温かい白玉ぜんざいだった。緑豆と、はと麦の食感がなんともいえない。
先日、どうしても食べたくなり、特別にオーダーをして作っていただいた「お稲荷さん」。この日は、たまたまオーダーがあった弁当の具が余っていたそうで色鮮やかなお稲荷さんになったそう。(ラッキー!!!) その日の食材によって具材が変わるのも楽しい。
その他にも、おまかせ弁当や、イベントごとにアナウンスされるメニューを忘れちゃいけない。
ローカルで採れる旬な食材で作られるおまかせ弁当
春になったらピクニックに持っていきたい。
クリスマスにこれまた豪華なホリデーセット
一段からオーダーできるおせち
今年は二段頼んだ。おせち初めましてのカナダ人の友人達も興味津々に食べていた。
こうして日本文化をシェアできることは本当に嬉しい。
と、淡々と紹介してしまったものの、海外に住んでいるとその地に慣れてきてもどことなく寂しさがあるなか、こうして食を通して「安心」させてくれるSuzumeさんには感謝してもしきれない。
通常メニューはアプリ「Ritual」でデリバリー可能、48時間の事前予約が必須なおまかせ弁当やミニおにぎりセットは「tock」でもオーダー可能だそう。
トロント在住、または旅行でトロントにお越しの際に日本の優しい味が恋しくなりましたら、ぜひ!
バサースト駅からお店に来られる際は、511番ストリートカーに乗り、ダンダスストリートウエストで下車してください。9分程でつきます。
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ことの
沖縄出身の両親をもつ日本人に見られない日本人。東京の西のはずれで緑と川に囲まれてのびのび成長。来加してからは友達の少ないトロント生活のおかげで洋書にどハマりする。普段はスマホを修理している。