週3で行きたい!異国で学んだシェフの「経験」が詰まったペーストリー|編集部ブログ#トロントグルメ部
出会ってしまった。。。
私が求めていた「劇的に美味しい」ペーストリー・カフェに、ついにこのカナダ、トロントの地で出会ってしまった。
そのお店の名前は「Castle & Coal」。経営されてるご夫婦のラストネームから文字ってつけられたという可愛い名前。
2020年の12月にオープンしたばかりということが信じられないほど多くの熱烈なファンに愛されているこのカフェ。メディアで紹介されることも多いそうだ。
私がこのカフェを知ったきっかけは、これまた美味しいインディアンペーストリーを経営しているお友達(ここもまたいずれか紹介したい。) がインスタグラムでここの「カヌレ」を載せていて 私の興味をひいたのが最初だった。
「好みのカヌレを見つけるのは難しい!」そう言っていた韓国、日本、カナダでカヌレを食べてきた私の友達を誘い、いざ出陣!
Queen Street West から小道に少しはいったところに見えるお洒落な外観。
期待値アップ
シンプルで洗練された見た目の店内。フロントにいる店員さんもフレンドリーで優しい。店内は広くはないがイートインできるスペースがある。
キターーーーーーーーヾ(°∀° )/ー! カヌレ目当てで来たものの、私の大好きなクイニーアマンも売られており、もうボルテージが上がりまくり。
カヌレは、外がカリカリで硬すぎるということもなく食べやすい。中はふわふわでもっちり。
たまごとバニラの風味がしっかり。外のキャラメリゼされた部分は、ほんのり苦味がありつつ甘さもありバランスが取れている。カヌレには厳しい友達も納得の味。
クイニーアマンは、外がテカテカ、カリカリの砂糖が飴状?になったものをよく見るがこちらのは、サクサクな生地感と砂糖の結晶がまぶされているような見た目で珍しい、、、
外はもちろんサクサク、中は満足感のあるしっかりした食感、バターの風味、そして塩気が強めのクイニーアマン。甘み×塩気のコンビネーションに目がない私からしたら朝から夜まで味わっていたい味。
こちらは、秋冬限定のデーツケーキの上にたっぷりとバタースコッチソースがかけられたSticky Toffee Pudding。 Toffeeというくらいなのでかなり濃厚で甘め。しかし、上にまぶされた粗めの塩が絶妙にバランスをとっている。苦いコーヒーと相性ばっちり。食べる前に温めてもらうと肌寒いこの季節にぴったりのコンフォートデザートになる。
クイーン・エリザベスの80歳のお誕生日にこのカスタードタルトをサーブしたシェフと一緒に働いていた当店のシェフ。レシピをその英国の有名なレストランで学んだというこのタルトはその名も「Queen’s Custard」。合計5時間かけて作られるというこのタルトはシルキーな食感と新鮮なナツメグの香りがなんとも上品。クイーンが食されたというのも納得の味。
初めて来店した日からこのお店の虜になってしまった私は、自分の休みとお店のオープンしてる日が重なったら必ずこのお店を訪れるようになった。
ちなみに週によって営業日が変わるようなので行く前にGoogleで確認すると安心。
トロント、ロンドン、ニューヨークの有名店で働いたシェフの経験が詰まったペーストリー。
ここで作られる丁寧な味、食感をひと口ひと口噛みしめては感謝の気持ちで心がいっぱいになる。
この感動をぜひあなたにも味わっていただきたい。
(647) 215-24
ことの
沖縄出身の両親をもつ日本人に見られない日本人。東京の西のはずれで緑と川に囲まれてのびのび成長。来加してからは友達の少ないトロント生活のおかげで洋書にどハマりする。普段はスマホを修理している。