カメラビト2.寺岡 未貴さん(フリー写真家)|写真本来の楽しみ方を伝えるカナダ「Printlife」カメラのある生活
寺岡 未貴さん(フリー写真家)
大学を卒業後、上京し撮影スタジオでスタジオマンとして勤務。海外に行くことを決意し、来加までフィルムカメラ店での勤務やロケアシスタントとして活動。昨年の秋にトロントに来てから、フリーの写真家として活動を開始。
Instagram: @mikiminihouse
写真本来の楽しみ方を伝えるカナダ「Printlife」カメラのある生活
「撮る、残す、飾る、そして贈る」 写真本来の楽しみ方を伝える富士フイルムが掲げる「Printlife」というコンセプト。このコーナーではカナダで生活するカメラ好きな方へのインタビューを通して、写真がある暮らしの魅力に迫ります。
クリエイティブ・エージェンシーが主催する展示会で日本人アーティストとして発表。
展示写真の印刷にFUJIFILMコンセプトショップの「Annex Photo」を活用!
トロントでの活動
展示やマルシェに参加しながら、スナップや人の写真を主に撮影しています。最近は、映像や編集の活動もスタートしたのでその制作にも取り組んでいます。
日本人アーティストとして登場
4月にオープンした、「Stackt」と呼ばれるコンテナを利用したショッピングマーケットで展示会は行われました。コンテナによって扱うものも、期間もそれぞれになっているのですが、今回はクリエイティブ・エージェンシーの「FILMARTIST」が主催するコンテナの中で参加させていただきました。
展示した写真は、フィルムカメラで撮影した写真を、重ねたり組み合わせたりしたコラージュで、自分の頭の中にあるイメージを再現しました。鳥が飛んでいる写真は、のびのびと自由にしているイメージで、お城の写真は、希望が溢れている感じをイメージしています。
展示写真の印刷には「Annex Photo」を活用
今回はミーティングで紙での展示と決まっていました。どう飾るにせよ、印刷する際に使用するものはマット紙にしたいと考えていました。なぜかというと、マットは優しい雰囲気が出せるのと、艶が無いので指紋がつきにくいのです。いくつかカメラ屋さんをまわりましたが、私が求めるものを扱っているのがBloor × Spadainaの近くにある、「Annex Photo」のみだったのでお願いしました。
「Annex Photo」は、店内にトリミングしたり色味調整を多少出来る機械があり、注文する前に操作していたのですが、1枚1枚データの大きさやサイズが違いすぎて困ったりしたのですが、丁寧に対応してくださいました。また今回の展示が私にとって初めてだったのもあり、台紙や透明な袋など、写真以外で必要なものも多くあったのですが、その情報も丁寧にいただけて非常に助かりました。
また、チェキやその雑貨、額が沢山置いてあるので、カメラを使っているいない関係なくとても親しみやすいなと感じました。行く度に必ず店員さんが声をかけてくださるので分からないことがあっても聞きやすかったです。
カタチに残る印刷のミリョク
印刷する紙の種類や、飾り方、目に触れる場所によって、写真の感じ方や印象が大きく変わる事が楽しさかなと思います。また、印刷するとなると思い入れが深まると思うのでその思いこそが、写真の良さを引き出すと思っています。
「寺岡さんにとってカメラとは」
被写体との関係を深めるツールであると同時に、その一瞬しかない一期一会の瞬間を捉えるもの。
スナップ写真
「寺岡さんにとってプリントとは」
たくさん残していく瞬間の中でも、特に大切にしたい瞬間や、特別な思いを詰めることができるもの。
展示会の写真
写真の活用方法を提案する新コンテンツ「Printlife」
「Printlife」は、写真を撮りプリントすることの楽しさをお客様にもっと知ってもらうために、Fujifilmがカナダでスタートさせた取り組み。「撮る・残す・飾る・贈る」という写真の楽しみ方を専用Webサイト(下記)やコンセプト写真店「AnnexPhoto」を通じて発信している。専用サイトでは、スマホに溜まっているお気に入りの写真をプリントするやり方や、旅行・イベントの思い出を写真集や額装して上手く飾る方法などをリアルな活用事例を紹介。
fujifilmprintlife.ca
annexphoto.ca