小説の読み比べ
10月だと言うのにわりと暖かい日もありますよね?!でも今年の冬は去年よりも寒くなるなんて噂を聞いてみたり…。怖いなーと怯えている愛です。お久しぶりです。
寒くなるにつれて自宅での生活を充実させよう週間中ですが。今回ご紹介するのは私は年中大好き読書です。小さい頃は青い鳥文庫のクレヨン王国にハマっていました。小学生高学年の時にM・エンデに出会いました。「果てしない物語」とか「モモ」が有名ですが、「鏡の中の鏡」みたいな非常に奥の深い短編集もお勧めです。これをきっかけにエンデが書いたドイツ語そのままで読んでみたい!!と思うのですが、英語の成績すら悪すぎたのですぐにあきらめました(笑)
その後、J・R・R・トールキン、C・S・ルイス、アーシュラ・K・ル=グウィン、フョードル・ドストエフスキーという外国作家の作品を読み続け、高校に入るころに太宰治や芥川龍之介といった日本文学に一度戻ります。そこで挫けそうになった理由が古い日本語。てふてふなどの歴史的仮名使い。同じ日本語なのに!!って思いましたよー。ドストエフスキーの白痴を読んでいる時にも感じたのですが(父が学生の時に買ったもので)、結局新しい文庫を買いなおしました。
その時父と話したのが翻訳などにより小説は別物になるのか。という議論です。実際エンデの「果てしない物語」が映画化された時(映画名「ネバーエンディングストーリー」)、キャラクターの名前まで変えて、訳が物凄い意訳で、結末も原作と違う!!!私も実際映画を最後まで見ることができませんでした。(実際これは裁判になるほど作品が変えられたとしてエンデは自分の名前を映画のクレジットから外すようにリクエストしました。)
それを知った時改めて原作者が書いた言語で本を読めることは贅沢なことだなーと思ったものです。カナダに来てからたくさん小説を読みました。実際まだ果てしない物語などに挑戦はしていないのですが(だって長いんだもの。ドイツ語は無理ですが、英語で読むのも楽しそうですね)。それに図書館で無料の小説を借りていたので、基本的にはジャケ借りです(笑)
ただ去年携帯をスマホに変えてからGoogle Play Bookで本を読むようになりました。持ち運びが楽ちんなので。もちろん本当はちゃんと本で読みたいですが。。文庫ではなく、ハードカバーがあるならハードカバーで読みたいですが。。普段荷物が多いので、楽をとることにしました。
そして現在読んでいるのが日本人の方が書いた本の英訳本です。なんだかなーという表現が非常に多いように感じます。英語圏の方が書いた英語の小説は楽ちんに読めるのに。。日本語の本もまだ読んだことがないですが、英語が読み終わった後に読み比べるつもりです。
多言語喋れることで、やっぱり他人が訳したものよりも自分で噛み砕いたものの方が良いですよね。凄く贅沢なことだと思います。
いやー、英語の本を読むのはちょっと、、、そんなに英語出来ないし。とか思っている方がいたとしてもせっかくだから試してもらいたいと思います。
そしてこのGoogle Play Bookの良いところは、WiFiがあるところではわからない単語を長押しすると英英辞書が出て来ます。それでもどーしてもわからなかったら日本語に翻訳することも可能です。推測力をつけることで英語力も伸びていくので、そんなに頻繁に辞書を引かないほうが良いですが、これならちょっと読みやすいですよね??
読書が好きな方、これは絶好の英語力UP術ですよ☆図書館で本を借りたり、Google Play Bookで読書の秋と行きましょう。日本で読んでいた小説の英語版とかを探してみるのも一興ですね。
LOVE