【ハワイ旅行記】“Remember Pearl Harbor” 82年前の悲劇を感じて|#編集部ブログ
Remember Pearl Harbor ―。1941年12月7日、当時の日本軍はハワイにある真珠湾(Pearl Harbor)を攻撃し、かの有名な太平洋戦争が始まりました。観光地として大人気のハワイですが、日本とはその昔、忘れてはならない悲しい歴史を持つ場所でもあります。今回ハワイ旅行をするにあたって、82年前の惨劇が起こった真珠湾を訪れたいと強く思っていました。
ヤシの木や資料施設などに面した広い湾が真珠湾です。戦艦や飛行機などの観光施設もあるのですが、今回私が訪れたのは「アリゾナ記念館」という貴重な施設です。ここは日本軍によって沈没させられた戦艦アリゾナの真上に建てられており、船で行く必要があるため1日の来訪者数が決まっています。



記念館から眺める真珠湾は、青く輝いてまるで真珠のように美しいです。しかし、戦艦からは今なお油が漏れ出ているようで、ただの美しい湾ではないことを伝えているかのようです。日本軍が奇襲をしかけたことで、戦艦では1100人が亡くなっています。
戦没者名を記した祭壇が置かれ、花を手向ける人、静かに黙祷を捧げる人があとをたちません。私も過去に思いを馳せながら静かに目を閉じました。記念館は小さいということもあって滞在時間はほんの10〜15分ほど。船でまた陸へと帰ります。
陸の方にはいくつも資料を展示した施設があるのですが、そのうちの1つの資料館には真珠湾攻撃を映像で教えてくれる5分程度の映像がありました。いかにして日本の奇襲が“成功”したのか、2時間に渡る攻撃で戦艦がどう被害を受け、3000人以上の人がなぜ亡くなったのかをまとめてくれています。衝撃的でした。これまで、日本は「原爆を落とされた“被害者”」という気持ちが私の中にあったのだと思います。初めて“加害者”という立場で戦争を見て、胸が苦しくなり、日本はとんでもないことをしでかしてしまったのだと知りました。泣きたい気持ちになりながら、目を背けてはいけないとビデオを最後まで鑑賞しました。
沖縄戦や原爆投下などの事実は、やはり衝撃的ということもあって学校で学んでも忘れることはありません。しかし、真珠湾攻撃についてはそこまで詳しく教わった記憶もなく、今回の真珠湾訪問で初めて知ったことがたくさんありました。日本人として、戦争を繰り返さないためにも真珠湾は一度は訪れるべき場所だと思っています。私たちは知るべきであり、伝え続けるべきだと真面目に考えた1日となりました。

福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。













