留学俺道 THE NEXT STAGE #014
悩みながらも目標を見つけていく留学時代。それでも誰かに相談したい!留学のプロフェッショナル集団『Rook』のカウンセラー三統士が、悩める留学生に喝を入れます!
#014 到着したばかりですが、すでに心が折れました。
今年は涼しかったトロントの夏。日本はまだまだ暑さがしっかり残っている中でここトロントに到着され、その温度差にびっくりされている方も少なくないんじゃないでしょうか?
さて、日本で9月と言えば2学期の始まり。夏休みが終わって多くの学生さん達が学校へ戻る時期です。ここトロントでは、学校の後期が始まるタイミングに合わせて休学をし、留学にいらっしゃる生徒さんが増える時期でもあります。
到着して初めて学校の授業に出た生徒さんが『心が折れました。』『全然英語が出て来ないです(涙)』と言いながらオフィスにいらっしゃることがよくあります。ただ、到着してまだ1週間も経たない方であればこれは当然のことです。トロントに来てから5年目になる私ですが、今でも疲れていると舌が上手く回らなかったり、相手の言葉が“Blah blah blah”に聞こえることがあります。なので、到着直後からいきなり皆さんに全部聞き取れるし、スラスラ喋ることができます!と言われてしまっては正直立つ瀬がありません。ただ、皆さんがショックを受ける気持ちもよく分かります。偉そうにこのコラムを書いている私も留学当初はため息しか出ない毎日だった生徒の1人です。
今まさにため息の毎日を過ごしている皆さん。皆さんはそのため息の理由を素直に見つめてみたことはありますか?きっと皆さん、英語が聞こえなかったり、話せないことが理由と考えていらっしゃるんじゃないでしょうか。しかし、今まさについたそのため息は、本当に現状の自身の英語力だけが原因で思わず出てしまったものなのでしょうか?留学当初の自分を思い返してみると、私のため息の原因は自分の中で勝手に出来上がってしまった“プライド”でした。出発前、『きっとこれぐらいしか話せないし聞こえないだろうな。』と考えていた自分の英語力予測像。しかし、到着後の自分はそんな像とはかなりギャップがありました。思っていたよりも聞こえないし、思っていた以上に全然言葉が出てこない。『これぐらいは出来るだろうな。』と思っていた自分の予測像には全く手の届かない現実の自分。そのギャップにショックを受けては出るため息が止まらない。毎回英語に触れる度に出発前に作ってしまった“プライド”が傷つき、それが嫌で英語が億劫で仕方がない時期も長くありました。
そんな私がふと楽になれたのは、現実の自分の英語力を受け入れることができた時でした。理想を追うのは大切ですが、そのせいで実際の自分を受け入れられないようでは自分が可哀想です。日本で自分が作ってきた英語力の空想像を守る為に現実の自分から目を背けていては、その空想像を現実にすることはいつまで経ってもできません。聞き取れなくてもいい。言葉がスラスラ出てこなくてもいい。先週よりも今日分かることや出来ることが増えていれば、それは想像していた自分に追いつく為の大きな一歩なのです。出来上がってしまった理想像を追いかける前に、到着したその日の自分を思い出してみて下さい。前は出来なかったのに、今は分かること、出来ることはありませんか?もし1つでも見つかれば、皆さんはちゃんと前に進んでいます。時には自分を認めてあげること。これも伸び伸びとした留学生活を送る為に大切な要素の1つだと考えています。
Maho
長期の留学で多くの人たちにお世話になった経験から、今度は新しく留学に来る人たちのサポートが出来る立場を探し、カウンセラーに。せっかく決めた留学であれば後悔はして欲しくない。留学生だった頃の気持ちを忘れず、皆さんの留学作りを裏方としてサポートする。
Rook留学センター
今年オープンした日本人経営の留学エージェント。留学を生かした社会経験のある3人のカウンセラーが親身に留学生の皆さんをサポートします。イベントなども開催中!
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今月の私の一言
心潤う留学生活の秘訣①:自分を認めてあげること。