トロントで芝居観劇!
こんにちは。赤羽です。突然ですが、皆さん、『名探偵ポワロ』をご存じでしょうか?アガサ・クリスティー原作のこの物語は、イギリスでテレビドラマになっており、日本でも私が幼いころNHKで放映されていました。丸顔にちょび髭という独特の風貌、そして「ウィ」「ノン」と、イエス/ノーだけフランス語というなんとも不思議な魅力に、幼いながら夢中になったのを覚えています。そして、このポワロ役の俳優David Suchetが今、トロントの劇場でお芝居をしているのです!劇場前を通りかかった時、「あれ…この顔はもしや…ポワロ!!!」と、ポスターに運命を感じた私。お髭がなくたって私にはわかる!ここで逃したら一生会えない気がして、観劇即決。それが今回のお芝居「The Last Confession」。
劇場はキングストリートに位置するROYAL ALEXANDRA THEATRE。19世紀の英国の芝居小屋スタイルで建築されているというこの建物。シャンデリアや深紅の絨毯の重厚な雰囲気に圧倒され、スニーカーで来てごめんなさい。と反省。劇場スタッフは男女問わず皆タキシードをきており、パーカー着てきてごめんなさい。と再度もじもじ。笑 周りを見渡せば、お客さんも皆さんオシャレしてきていました。
シリアスな芝居と思って観ていましたが、結構笑いが散りばめられていてびっくり。といってもわたしの英語力だと到底理解が追い付かず、「え、今何が面白かったの?」の連続でしたが。笑 途中の休憩時間には、客席にハーゲンダッツ売りが来て、陽気に売り歩いていたのが予想外で面白かったです。彼ももちろんタキシード。でもノリは野球場。そして買う人が多い。
完全に内容を理解できたわけではありませんが、いいのです。生ポワロが見れたのですから。そういえば、ポワロは吹き替えでしか見たことないけど、実際のDavid Suchetの声、遠からずだなあ。なんてことにも気づけたのですから。
トロントには他にも劇場が何軒かあり、今だとPrincess of Wales Theatreでライオンキングが上演されています。少しお洒落をして、お芝居観劇。おすすめです!
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