【PR】大自然に囲まれたビジネス主要都市 カルガリー留学のすすめ|まだまだ日本人が少ない穴場のカナダ留学先を指南
カルガリーってどんな街?
カルガリーはアルバータ州の南部、標高1048mの高地にある都市で、カナディアンロッキーの玄関口として知られています。日本ではあまり聞きなれない地名ですが、実はトロント、モントリオール、バンクーバーに次ぎ、カナダで4番目に人口の多い、130万人規模の大都市です。世界で最も住みやすい都市ランキングでは常に上位にランクインするほど治安が良いことでも知られています。経済活動では、石油産業を中心に金融、交通、観光などが盛んで、経済発展、都市開発が進むビジネス主要都市として注目されており、大企業の本社も多く集まっています。近代的な街でありながら、古き良き西部開拓時代の面影が残るカウボーイの街(愛称はカウタウン)としても知られています。
カルガリーはカナダを象徴する大自然に囲まれつつも都会の利便性を兼ね備えている都市であり、留学生がカナダライフを満喫しつつ就学や就労ができる環境が整っています。他の大都市のように人種や文化も多様ですが、日本からの留学生はまだまだ少なく、日本語を話す機会も少ない英語環境を確保しやすい穴場の留学先です。
アクセス
現在はコロナ渦で日本・カルガリー間の直行便は運休中です。日本からはバンクーバー経由で合計飛行時間は約10時間半です。バンクーバーからはカルガリー行きのバスも出ていますが、所要時間は約15時間と長時間のため、飛行機での移動がおすすめです。その他、トロントやモントリオールからは飛行機で約4時間半、アルバータ州の州都エドモントンからは飛行機で約1時間半またはバスで約4時間です。
生活事情
自然が溢れていることから田舎の暮らしを連想しがちですが、他の大都市と同じく、ショッピングモールやレストラン、スーパーマーケット、図書館など、留学生が利用する施設は充実しています。アジア系のスーパーでは日本食も手に入れることができます。カナダ全土に5か所ある領事館(大使館)のうち1か所はカルガリーにあるため、パスポート申請などの手続きが必要な場合であっても遠出する必要はありません。
カルガリーのあるアルバータ州は税率が低く、たとえばオンタリオ州は収税と物品サービス税を合わせて13%であるのに対し、アルバータ州は物品サービス税5%のみです。家賃はシェアハウスの場合400~600ドル、一人暮らしのアパートメントの場合はバチェラーまたは1ベッドルームの部屋が1,000ドル前後で借りられるなど、その他の人気留学先都市より安価です。
市内の主要な移動方法はカルガリートランジットが運営するCトレイン(電車)、バス、タクシーです。電車とバスのチケットは共通で、距離に関係なく料金は一律、90分以内であれば一乗車の料金で乗り降りが自由にできます。留学生の場合は定期券の購入がおすすめです。
お仕事事情
コロナ渦で一旦はお仕事が減少したものの、2021年に入ってからは雇用機会は回復してきており、特に飲食業や観光業は人手不足の状態です。カルガリーは日本人が少なく、たとえ日本食レストランで働くとしても他の従業員や顧客はほとんどが日本語話者でないため、コミュニケーションを図るには英語力が必須です。留学期間のはじめ数か月就学することで、英語力の向上はもちろん、仕事探しや情報収集、コネクション作りが可能です。カレッジや専門学校でコースにインターンシップが含まれている場合、インターンシップ先でそのまま就職している例も少なくありません。アルバータ州の最低賃金は15ドルと、カナダの中でも比較的高いことは学生にとって嬉しいポイントです。
マメ知識
●カルガリーはカナダの中で晴れの日が多い都市のひとつ。一年のうち333日は晴れ。
●Cトレインのマンスリー定期券は低所得者用がある。A(5.60ドル)、B(39ドル)、C(56ドル)と価格設定があり、所得によって購入できる定期券が決まる。所得の証明を提示して申請する必要がある。※価格は2022年
観光スポット
カルガリーは近代的なビルがそびえる商業都市として発展する一方、古来の歴史や文化が再現されたテーマパークも多くあります。1988年にカナダではじめて冬季オリンピックが開催されたことも有名で、毎年スキーやスノーボードを楽しむために世界中から人々が訪れています。雄大なカナディアン・ロッキーへの玄関口でもあり、カルガリーは観光地としても魅力たっぷりの街です。
【カルガリースタンピード(Calgary Stampede)】
地上最大のアウトドアショーと称されるロデオの祭典スタンスピードは毎年7月に10日間にわたって開催されます。はじめての開催は1912年と、100年以上も続いているカルガリーの一大イベントで、毎年100万人もの人々が来場しています。賞金総額200万ドルをかけて争われるロデオ大会はもちろん、乗馬でクローバー型に樽の間を縫って走るバレルレーシングなど、カウボーイの迫力あるショーは見応え満載です。他にも移動式遊園地や先住民伝統文化体験、コンサート、花火など、催し物が盛りだくさんです。
【ヘリテージパーク(Heritage Park)】
ヘリテージパークはカナダ西部開拓時代の様子を再現した歴史博物館です。1860年代~1950年代の商店や郵便局、毛皮交易所などの建物が立ち並び、当時の暮らしを分かりやすく紹介しています。スタッフも歴史的衣装を身にまとって迎えてくれるので、まるで19世紀の世界にタイムスリップしたような気分が味わえます。本物の蒸気機関車に乗って園内を周ったり、併設のガソリンアレー博物館でクラシックカーの鑑賞も楽しめます。
【州立恐竜公園(Dinosaur Provincial Park)】
カルガリーから東へ車で約2時間、ユネスコの世界遺産にも登録されている州立恐竜公園は、バッドランド(Badland)と呼ばれる荒涼とした大地に位置する自然公園です。世界最大級の恐竜化石層がある場所として有名で、これまでに50種以上の恐竜の化石が発掘され、多くの標本が世界中の博物館に展示されています。公園内にはガイドなしで散策できるエリアもありますが、ガイド付きのハイキングや実際に化石を発見できる体験型プログラムへの参加がおすすめです。
他にも、化石発掘地帯のドラムヘラーという小さな町や世界三大恐竜博物館の一つとして知られる、ロイヤル・ティレル古生物学博物館(Royal Tyrrell Museum)と、一度は訪れてみたい名所があります。
【バンフ】
バンフはカナディアンロッキー内最大の街で、雄大な山々に囲まれた美しいリゾート地です。夏はハイキング、冬はウィンタースポーツと年間を通してアクティビティが楽しめます。バンフゴンドラの車窓や展望台からの景色はまさに絶景です。メインストリートのバンフアベニューには、レストランやお土産屋が軒を連ね、食事や買い物をする人たちで賑わっています。
カルガリー留学のすすめ
講師は全員TESOL Canadaの有資格者で、質の高いプログラムやアクティビティを提供しています。生徒と講師との距離が近く、英語学習から留学生活や大学進学の相談まで幅広く学生をサポートしています。
ANNE’S Language House
温かい雰囲気の小規模校で、講師やカウンセラーによる個別サポートがあり、生徒一人ひとりにケアが行き届いている学校です。クラスは平均6名の少人数制で、英語能力のアウトプットを重視した実践的な授業が行われています。
Southern Alberta Institute of Technology(SAIT)
SAITは総生徒数約13,000人の公立カレッジで、卒業生の就職率は97%と高く、職業直結型の実践的なプログラムを提供しています。接客・観光コースとビジネスコースは世界でもトップクラスで、講義には講師として有名企業のトップが講壇に立つこともあります。附属語学学校の日本人割合は非常に低いため、英語環境で集中して学習したい方におすすめです。
University of Calgary
カルガリー大学は1966年に設立された比較的新しい州立大学で、16学部と60以上の学科、30を超える研究所を持つ総合研究大学です。大学研究機関としてはカナダ国内でトップ10に入り、世界的にも高く評価されています。在籍学生総数は留学生も含めて30,000人以上、広大で近代的なキャンパスにはオリンピック競技施設など世界クラスの施設が完備されています。付属の語学学校には短期の通学から長期の休学・認定留学まで幅広いニーズに応えられるプログラムが用意されており、TOEIC / IELTSの試験対策コースも受講可能です。
まとめ
カルガリーではカナダの象徴とも言える大自然を間近にしながら、活気のある街で学費や滞在費を抑えて留学生活を送ることができます。都会でありながら日本人が少ない点は快適さを求めつつ、英語環境が整った都市を希望している方にとってはおすすめの穴場都市です。