トロントで始まる新制度:「Vacant Home Tax」|TORJAニュース報道局
トロントに住居を持つ方で、年に6ヶ月以上住まいを離れる場合は今年から新しい税金の制度に気をつけなければならない。もし住居が空き家になっている場合、「Vacant Home Tax(VHT)」という新しい制度によって2月2日(ちょうどこの2月号が出版されて出回る頃)までに空き家の申請をオンラインまたは紙面で提出しないといけない。
もし申請されなかった場合、家の値段の1%が固定資産税に加算される。2月2日の締め切りに間に合わなかった場合、その後も申請はできるが250ドルの罰金が課されるかもしれないのでご注意を。現在トロントでは1万5千から2万8千軒もの空き家が存在すると推定されている。市は「VHT」の導入で存在する住居全てを活用し、競争を少なくすることを目指している。
空き家の理由は仕事や、介護施設への入居、死など様々。市民は「VHT」を「Honor System」とみていて、日本語では「皆がある規則に従うが、それにちゃんと従っているかは信頼に基づいていてチェックする人がいない」つまり「自己申告システム」です。市はランダムか特定された申請を確認するそうですが、詳細は明確でないそう。