オンタリオ州、OSAP 制度を大幅改訂 助成重視から借入重視へシフト | カナダニュース報道局
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オンタリオ州政府は、州の大学・カレッジ向け学生支援制度である「OSAP(Ontario Student Assistance Program)の大幅な見直しを発表した。現行制度では助成金(grant)が資金の大半を占めていたが、今秋から助成金の割合を最大25%に引き下げ、残りの75%を返済義務のあるローンにする方向へ転換する。これに伴い、7年間続いた授業料凍結も解除され、大学・カレッジは今秋以降、年間最大2%の授業料引き上げが可能となる。
政府側は、大学・カレッジが財政的に圧迫されており、長期的な安定性を確保するための措置だと説明している。
これに対し、学生団体や野党からの反発は強い。多くの学生らは、助成金が削減されローン負担が増えることで卒業後の負債が大きくなること、医療や看護など需要の高い分野への進学意欲が削がれる可能性を懸念している。 批評家は、新制度が経済的に困難な学生ほど不利になると指摘し、「Save OSAP」キャンペーンが立ち上がるなど、変更の撤回を求める動きが広がっている。







