カナダに着いたらやっておくべき5つのこと
留学当初は、刺激の多い日が続くと思います。全てにおいて緊張していることでしょう。
しかし、日が経つにつれ、だんだん慣れてくると気持ちに余裕ができて、ふとした時にパスポートを盗まれたり、携帯電話を無くしたり、何かトラブルが起きることもあります。
これは実際にパスポートを盗まれた筆者の体験から強く実感した、「これをやっておけばよかった」と思った5つのことです。
1、パスポートのコピーは取っておきましょう
スマホで写真をとるだけではなく、コピーが必要です。
基本的にバーの出入りやお酒の購入でコピーは使えないのですが、コピーがあることで助かる場合があります。理由は次項に記載。
2、カナダに着いたら、「日本出国」と「カナダ入国」のスタンプページのコピーも取っておきましょう
これは、意外と重要かもしれません。ほとんどの人がやらないのですが(私もやりませんでした)、
実は、パスポート盗まれた直後に、不幸なことに病院にお世話になってしまい、保険を使用するために、パスポートの提示を求められました。
コピーで対応してくれるとのことで、「顔写真記載ページ」のコピーはもっていたのですが、「出国のスタンプのページも必要」とのことでした。こちらはコピーを取っていなかったので、結局ちょっと面倒なことになりました。
3、ビザのコピーも取りましょう
学生ビザの場合、空港で発行してもらう際に、それはパスポートに貼り付けられます。
つまり、パスポートを盗まれた時、同時にビザも持っていかれました。
ビザの再発行はパスポートの再発行に比べてとても面倒臭いそうです。
「もしビザのコピーがあれば話はもっと簡単だったのに」とエージェントの人に言われました。
4、日本の運転免許証を日本から持って行きましょう
カナダでは「バー」「クラブ」「お酒を買う」「カジノ」は必ず写真入りの身分証の提示が求められます。
・パスポート
・運転免許書
どちらかがあればOkです。
私は免許書を持って行っておらず、ずっとパスポートをもちあるいていました。
突然飲みに誘われても対応できるようにするためです。
しかし・・・パスポートを持ち歩くのはやっぱり怖いことですわ。
なので、免許書を日本から持って行くことをお勧めします。
免許証に記載されているのはもちろん日本語です。必ずと言っていいほど「誕生日はどこに書いてあるの?」と聞かれます。なので、私は、免許証とパスポートのコピーをダブルで持ち歩き、免許証を見せる時に一緒にパスポートのコピーを提示しています。それで断られたことは一度もありません。
5、現地の証明書を発行しましょう
バンクーバーなら、British Columbia Identification Card
https://www2.gov.bc.ca/gov/content/governments/government-id/bc-services-card/types-of-cards
トロントならOntario Photo Card
https://www.ontario.ca/page/ontario-photo-card#section-1
をすぐに作りましょう
パスポートを持ち歩かないために、この方法が一番良いと思います。
パスポートとビザを持って、「Service Ontario」というところに行き、手続きしたら発行してくれます。
私も、これを早くにやっておけばよかったと深く後悔しています。
念には念を、です。
面倒くさいけれども、この5つをしておけばかなり安心だと思います。
とにかくパスポートの再発行にかかる時間と労力に比べると上記5つはなんの苦でもありません。
最近カナダに来た人も是非参考にしてください。
ERINA
神戸市出身その後鎌倉市で育つ。何不自由なく育てられたが、幼少期より心的孤独を感じており、「私はなぜ生きてるのか、なんのために存在するのか」という哲学的な問いの答えを知りたくて、自分をそこから救い出せる何かを求め、映画やドキュメンタリードラマ、写真を見てインスピレーションを得ることを始める。
外からは明るい子に見えていたようだが、実際は人との距離の取り方がわからず、自分を守るために、現実世界と距離を少しずつ置き始める。長いモラトリアム時代を経験する。大人になり、写真撮影のディレクターの仕事を始めることとなる。今までの経験が思いがけず役に立ち、仕事に没頭し、とても濃い5年間を過ごした。この仕事が私を現実世界に戻してくれただけでなく、見識を広げ、何が得意で何が好きかを明確にしてくれた。さらに今まで培ってきた自分の感性と相まって、「ホンモノ」を見抜く力を少しは養えたかと思っている。しかし、次第に仕事に対する慣れを感じてきてしまったため、会社を離れ、自分を高めるためにカナダに渡ることを決意。
現在はカナダのカレッジにて、宣伝やマーケティングなどについて勉強中。幼少期らの問いの答えは出ていないが、この孤独や不安こそが私を成長させる原動力だとわかっているので、一生付き合っていくつもりである。全てが私を構成する要素であり、何も無駄なことなどないと信じ、死ぬまでたくさんのことを経験したいと思います。