若手イルージョニスト マジシャン田中大貴氏がトロントでチャリティ・マジックショーを開催

参加者の皆さんとともに


 カナダ最大の子供リハビリ施設「Holland Bloorview Kids Rehabilitation Hospital」のほか、Japanese Social ServiceのFund Raising Dinner Showなど計3回の公演で多くの人に驚きと感動を届ける。

 今回カナダを訪れた田中大貴氏は、その活躍がNHKや他のテレビ番組でも紹介されるほどで、先日は田中氏の地元である春日井市民会館に超大物マジシャンMr.マリック師、マギー司郎師をゲストに招いて「100分ノンストップライブ・ショー」を開催し、二千人収容の会場で昼夜2回公演し、四千席が満席になり、大成功を収めたばかりの今日本で最も注目されている若手イルージョニスト・マジシャンだ。

 日本国総領事館から90周年記念事業に認可された今回の公演は、トロント在住のアーティスト・絵本作家である飛鳥童氏が企画実現に尽力し、7月16日に第一回公演を年間7500人の子供が利用するカナダ最大の子供リハビリ施設「Holland Bloorview Kids Rehabilitation Hospital」にて開催し、その模様はCTVなどいくつかの現地テレビニュースでも取り上げられるほどの反響を呼んだ。第二回目は同日に日系文化会館の「商工会コート」で披露され、翌17日には山本崇一朗、順子夫妻宅にてJapanese Social ServiceのFund Raising Dinner Show として開かれ、計3回に渡り田中氏のマジックショーが催された。

 今回の素晴らしい企画実現の背景には、飛鳥氏が20年余りに亘りサポートをしている幼児教育支援活動のボランティア組織「NPO法人ハモニコ」の全面的協力・後援によって実現された。田中大貴氏もNPOハモニコの支援活動に参加し、飛鳥氏も含めてカンボジア、ラオス、ベトナム等、東南アジアへも出掛けて教科書、絵本、衣類の支援のみでなく、初めて見るマジックショーをアジアの子供たちに披露して大変喜ばれているという。

 田中大貴氏とNPO法人ハモニコの一行はトロント滞在最終日にJapanese Social Service主催の「Fund Raising Dinner Show」を訪れ、集まった60人を超す観客の前で笑いあり、驚きありの数々のイリュージョンを披露した。

 冒頭、Japanese Social Serviceの理事を務める山本順子氏が、田中氏が現在テレビに舞台やディナーショー、さらには学校慰問などに精力的に活動されていることなどを中心に経歴を紹介し、今回のディナーショーの経緯となった山本氏と20年来の友人で、田中氏のトロント公演の実現に尽力されてきた飛鳥童氏と、同氏が〝ハーモニーを奏でてニコニコ〟という由来で名付けた「NPO法人ハモニコ」を紹介した。こちらは共同で子供達の教育の向上に取り組んできており、 代表的な活動として知られる〝名古屋市と中国・上海市の5歳児の交換交流〟は、2008年から10年間続いているということだ。さらには田中氏とハモニコの関係について述べ、子ども達の未来の可能性ためにともに活動しているそうだ。

 今まではアジア中心だったそうだが、北米での活動開始に際して、飛鳥氏がトロント在住であるということから最初の舞台にカナダが選ばれたと述べ、さらに日加修好90周年記念事業にも認可されたことを挙げ、会場に訪れたトロント総領事館の大湊首席領事夫妻を紹介した。そして最後に当日集まった寄付金は全額JSSに寄付することを案内し、参加者の皆さんにお礼が述べられた。

 大盛況のショーの最後、アンコールの声が響く中現れた田中氏は「10歳の時に初めてマジックを見て大好きになり練習を始めました。今は日本ではヘリコプターを出したり、水中脱出をやったりと大きなイリュージョンに取り組んでいます。しかし、子供の時はマジックの道具も何もありませんでした。家にあるものを使いながら、少しずつマジックを勉強していきました。」と少年時代を振り返りながら、子供の時に教えてもらった自身の大好きなマジックをお楽しみくださいと語りかけ、感動の一夜を締めくくった。

写真で振り返る Japanese Social Services主催
「Fund Raising Dinner Show」

7月17日 山本崇一朗、順子夫妻宅

左:田中氏と今回のディナーを担当した石井シェフ。長年日本の帝国ホテルとヒルトンホテルでシェフを務めた経歴を持つ。 右:田中氏とJSSの理事を務める山本順子氏