足首の話 | オリンピック選手もサポートするカナダ公認マッサージ・セラピストが教える身体と健康【第51回】
チェックポイントは、仰向けに寝て足の指で床を触れるかどうか?つまり、足首の可動域が十分に確保されているか?という事です。
先日も、人気の日本人アスリートが足首の問題でクリニックを訪れました。精密検査を受けたが原因がハッキリせず、とりあえず安静に!という事で十分に練習出来ない状況だそうです。
トリートメントで、負荷のかかっている箇所の緊張を柔らげることにより痛みが軽減しました。
「めでたし、めでたし」と言いたい所ですが、このケースの場合は違いました。何故かと言うと、クリニックを初めて訪れてくれた時から私が指摘してきた足首の硬さが原因となった可能性が高いからです。
たかだか足首の硬さが、選手生命を脅かす様な大きな怪我の原因となる可能性があるので、毎回うるさく指摘するのですが、痛みが無いと余り真剣に聞いて貰えません。
「怪我を最大限に防止する方法」は、「自分の各関節の可動域を最大に保つ事」だと考えています。
長く歩いた時などに張りを感じる脛の外側の筋肉や、ふくらはぎの筋肉の奥の、骨の近くにある緊張を柔らげて足首の可動域を広げるのは、膝、腰を始め身体全体の緊張を緩め、身体に疲れが溜まるのを防ぐ効果があります。
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