髪の毛のマメ知識
第14回 自分染めの落とし穴
市場には自分で染める用の様々なヘアカラー剤が出ています。色を明るくする物、黒染め、白髪染め、ムース状になっていて、簡単にできるタイプの物、2種類のクリーム状の薬を混ぜて合わせてハケでぬるタイプの物、マニキュアタイプなど、色々あります。
特に高校生の夏休みなどに自分でカラーをして、学校が始まる直前に黒染めをして、黒髪で学校にもどるというのはよくあるパターンですが、自分でカラーをした経験がある人は多いと思います。
しかし、十分な知識がないまま自分でヘアカラーをするという事は、大変危険なリスクを伴う事にもなり得るのです。そこで、以下によくありがちなリスクをあげてみました。
1)どれくらい明るく、どのような色になるのかはっきりわからない。
●人によって髪質が違い、明るくなりやすい人、なりにくい人、赤味が出やすい人、出にくい人がある為、カラー剤の箱に記載されている色はあくまでも目安。
●アジア人の髪質はどちらかというと似通っているが、欧米人と有色人種の髪質は大きく違う為、ショッパーズなどでよく売られているカラー剤などを使う場合、箱に記載されている 色味とは程遠い色味に仕上がりがち(アジア人の場合)。
2)ムラになりやすい
●顔まわりは見やすいしぬりやすいが、後ろは見えないしぬりにくいため、ムラになりやすい。
●明るくする場合は、根元は明るくなりやすく、毛先は明るくなりにくい。黒染めの場合は値もとよりも、傷んでいる毛先が暗い仕上がりになりやすい。
3)一度ムラになると直す事がむずかしく、希望の色にするのに時間がかかる場合もある。
●特に一度 黒染めをしている髪の毛の場合は、正確なヘアカラーの履歴の情報がないと、一言で明るくするといっても、髪の毛の傷みや、部分によって入っている色素の量が違う であろう事を考慮すると、様子を見ながら徐々に使うライトナーの強さを調節していく必要がある為、時間がかかる上 さらに髪の毛が傷む可能性が高い。
●一度に直す事にリスクがあり過ぎる場合、数回に分けて徐々に希望の色に近づけていく場合もある。
●場合によってはリスクが大きすぎるため、自分で黒染めをしたお客様のヘアカラーは断る美容室もある。
とこのように、特に一度ブリーチをしていたり、黒染めをしている髪の毛の色ムラを直す事は様々なリスクが考えられます。
安価でお手軽と思いがちな自分染めですが、一度失敗してしまうと、結局高い美容院代と時間をかけて直すハメになるかもしれない、希望の色を取り戻したとしても、毛先は傷んでボロボロになる可能性が高いという事をよく考えた上でヘアカラーの選択をする事をお勧めします。
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