ブタ・サメと泳ぐ?! カリブの秘島・世界遺産・隠れスポットでゴージャスでリッチな体験を!|寒いトロントをいざ脱出!カリブ海特集
エメラルドグリーンに輝くカリブ海の島々には、想像を超えた魅惑体験ができるスポットがたくさん!写真を見ているだけでもワクワクするようなゴージャススポットを紹介します!
サメに囲まれて泳ぐ!セレブに人気の魅惑体験スポット
Compass Cay, Bahamas
野生のサメと一緒に泳ぐ、と言ったら攻撃されないようカゴの中に入ったまま海に潜る・・・という姿が頭に浮かぶのではないだろうか。
ところが、ここコンパス・ケイではカゴに入らなくても、サメと一緒に泳ぐことができる。桟橋に集まるサメは、ナース・シャークといって、元々大人しい性格の上に、餌を与えられていて人馴れしているので、人が来たとわかるとサメの方から近づいてくるほど。そんな人懐っこいサメと一緒にマリーナで泳ぐ姿はフォトジェニックだと、サメと一緒に撮った写真をインスタグラムにアップする人が続出している! とはいえ、挑発をすると噛まれてしまうこともあるので、サメを刺激しないように気をつけて。
海で泳ぐブタに出会える、ブタだけが住む無人島
Pig Beach, Big Major Cay, Bahamas
バハマを構成する約700の島の内の1つに、ブタたちだけが住んでいる無人島がある。その名もピッグ・ビーチ。ここではブタたちが海を泳いだり、白い砂浜でお昼寝したりと、ビーチ・ライフを満喫している。意外にも、ブタたちは泳ぎがとっても上手!観光客を乗せたボートが島に近づくと、ブタたちは海を泳いで観光客をお出迎え。その珍しくも可愛らしい姿が人気を集めている。
ちなみにこのブタたちは元々この島に住んでいた訳ではない。家畜だったブタが脱走したとか、島に置き去りにされたなど諸説あるけれど、何故ここにいるか本当のところはわからない。現在はのんびりと島で暮らしているブタたち、この冬はブタたちと一緒にビーチでのんびり過ごすというのはどうだろうか。
ユカタン半島の目で見る奇跡の絶景
Cenote Dos Ojos, Cancun, Mexico
セノーテは古代マヤの言葉で「聖なる泉」を意味する、自然にできた泉のこと。日本でも「グラン・セノーテ」は話題になっているけれど、実はセノーテは何千箇所も存在しているそうだ。今回はその内の1つ「セノーテ・ドス・オホス」を取り上げる。
「ドス・オホス」とは、スペイン語で「2つの目」という意味。その名の通りセノーテ・ドス・オホスは近くにある2つのセノーテのことを指し、なんとこの2つのセノーテは水中洞窟で繋がっている。
この2つのセノーテを繋ぐ水中洞窟はダイビングでしか通ることができないが、もう1つの洞窟、バット・ケーブと呼ばれるエアドームはシュノーケルでも行くことができる。高い透明度を誇るセノーテ・ドス・オホスでは、泉に差し込む光がゆらゆらと揺れる、「光のカーテン」も見ることができる。一生に一度は見たい絶景だ。
Access: トロント・ピアソン空港からカンクン国際空港まで直航便で約4時間、カンクン国際空港からセノーテ・ドス・オホスまでは車で約1時間40分。
ケイマン諸島人気No.1アクティビティはエイと遊泳
Stingray City, Cayman
グランド・ケイマン島の沖合に薄いエメラルドグリーンの浅瀬がある。スティングレイ・シティーと呼ばれ、約50匹ものエイが集まるエイの街。
ここにエイが集まってくるのは、餌がもらえるとわかっているからだ。昔漁師がここに捨てていた要らない魚を食べるようになって、エイは人から餌をもらうことを覚えたようだ。人から餌をもらい続けてきたエイは、船のエンジン音を聞くと周りに集まってくる。今では人が海に入ると、すぐさま近づいて行って餌をおねだりしてくるほどに!そんな人懐っこい姿が可愛いと評判になっている。
周りを泳ぐエイをタッチすることはもちろん、餌をあげたり抱き上げたりしても大丈夫。人懐っこいエイと触れ合える貴重な体験だ。
マヤ神殿から飛び降りる、スリル満点のウォータースライダー
Nassau, Bahamas
アトランティス・パラダイス・アイランド内にあるアクアベンチャーはカリブ海最大のウォーターパーク。約140エーカーの広さを誇るウォーターパークでは、巨大なウォータースライダーや流れるプールなど様々なアトラクションで遊ぶことができる。
人気を集めるのは、マヤ神殿を模した建物の頂上から60フィートの長さをほぼ垂直に降下するウォータースライダー、ザ・リープ・オブ・フェイス。スリル満点のこのウォータースライダーは、ほぼ垂直に落ちるだけでも怖いのに、落ちる先のプールではサメが泳いでいるのが見えて二度怖い!急降下のあとはサメが泳ぐプールに飛び込む、と見せかけて実はプールの中を通る透明なトンネルを通過するので、トンネルの中からサメが見えるかも。
Access: トロント・ピアソン空港からナッソー国際空港まで直通便で約3時間、ナッソー国際空港からアトランティス・パラダイス・アイランドまでは車で約30分。
web: atlantisbahamas.com
カリブ海に沈んだ歴史 100年前の沈没船
Carlisle Bay, Barbados
カリブ海らしい白い砂浜と、岸から沖にかけて青のグラデーションが綺麗なカーライル湾は、バルバドスの首都・ブリッジタウンの南に位置する三日月型をした入江。
この入江には幾隻もの沈没船が沈んでいる。中には約100年前に沈んだ船もあり、長い年月が経った証拠に船には珊瑚がびっしり生えている。カーライル湾に位置する海洋公園内には海岸から近い位置に6隻の沈没船が沈んでいて、遠浅な地形と綺麗な海のおかげで、水面から沈没船の影を見ることもできる。水面から約10フィートと非常に浅いところにある沈没船は、シュノーケルでも探索が可能。もっと深い位置にある沈没船はダイビングツアーに参加すると見ることができる。
沈没船には綺麗な色の魚やウミガメが集まってくることもあるので、一緒に泳ぐことができるかもしれない。
海の中でしか見ることができない不思議なアート空間
MUSA, Cauncun, Mexico
カンクンの海で見られるのは魚たちや珊瑚礁だけじゃない。ここは珊瑚の保護を目的に作られた海底彫刻美術館。海底に展示された彫刻は独特な空間を作り出している。
2009年から徐々に設置されてきた彫刻たちは、今やその数500体以上にも上る。表面にびっしりと珊瑚や海藻を付けた彫刻は、海底で過ごした年月を物語っている。彫刻は珊瑚の住処だけではなく周辺を泳ぐ魚たちの隠れ場にもなっていて、美しい水中世界との不思議な融合を見せてくれる。
現在美術館は3箇所に展開されていて、いずれも水深8メートル以下の浅瀬に位置しているので、ダイビングやシュノーケル、ガラス底ボートで簡単に見に行くことができる。
海の中とは思えないほど作品が良く見えるのは、透明度の高いカリブ海ならでは、カンクンの海に潜るならぜひ訪れたいユニークな美術館。
web: musamexico.org
吸いこまれそうな深い青、カリブ海にぽっかり空いた神秘的な穴
Great Blue Hole, Belize
エメラルドグリーンのカリブ海に突如現れる深い青色、どこか別世界の入り口のようなこの穴はグレートブルーホールと呼ばれている。
メキシコの下隣の国、ベリーズの沖合にこのグレートブルーホールはあり、元々洞窟だったところが何らかの理由で陥没してできたと言われている。水深は約125メートルあり、ダイビングの資格がないと中へ潜ることはできないが、その内部には鍾乳石が残っていて元々洞窟であった痕跡が確認できる。
グレートブルーホールの直径は約300メートル以上もあるため、船で見に行ってもその全体は見渡せない。カリブ海との美しいコントラストや吸い込まれるような神秘的な姿を眺めるには、遊覧飛行ツアーに参加して上空から眺めるのがおすすめだ。
グレートブルーホールを含むベリーズの珊瑚礁は世界で2番目に大きく、世界遺産に登録されている。豊かな珊瑚礁と神秘的なブルーホールはダイバーに大人気のスポットにもなっている。
乗馬×カリブ海=マリンスポーツ!
Horseback Riding, Anguilla
カリブ海では乗馬もマリンスポーツ、ここでは馬に乗ったまま海に入って行く、非日常感満載のアクティビティが体験できる。
ホースバックライディングは、馬に乗って藪の中や浜辺を進んだり、海に入ったりする約1時間の乗馬体験。馬に乗ってカリブ海に入って行く様子は、まるでファンタジーの世界に入ってしまったみたい!
ここアンギラ島はカリブ海の中でも特に海が美しいと言われていて、手付かずの自然も多く残る島。馬と一緒にのんびりとカリブ海の自然を冒険するには最適の場所だ。カリブ海でちょっと変わった冒険をしたい人は、チャレンジしてみて。
Access: トロント・ピアソン空港からセント・マーチンのプリンセス・ジュリアナ国際空港まで直航便で約4時間半。プリンセス・ジュリアナ国際空港からフェリー港のあるマリゴットまで車で約10分、その後アンギラのブローイング・ポイントまでフェリーで約25分乗り、農場まで車で約10分。
Web: seasidestablesanguilla.com
7色の海にカリブのお宝が眠る島
San Andres island, Colombia
サン・アンドレス島は中南米ニカラグアからカリブ海の沖に出たところにある島。近いのはニカラグアだがコロンビア領だ。ここはまだまだ観光地化されていない、カリブ海の隠れた楽園。
特に注目すべきは、場所によって深い緑色から透明に近いアクアブルーまで7色の青さが混ざる海。この7色の海を作り出しているのは、サン・アンドレス島の豊かな珊瑚礁。美しい海を眺めるのももちろん良いが、ダイビングやシュノーケルで海に入れば、海の生物や珊瑚礁を間近に見ることができる。
この島にはカリブの海賊伝説も残っている。イギリスの大海賊ヘンリー・モーガンがお宝を隠したと言われる、モーガンの洞窟。本場カリブの海賊の雰囲気にワクワクできる、サン・アンドレス島に来たら外せない観光スポットだ。
カリブ海最高峰の美しさ、知る人ぞ知る秘境ビーチ
Shoal Bay, Anguilla
カリブ海で1番綺麗なビーチとして名前があがる中に、アンギラ島のショール・ベイがある。アンギラ島はカリブ海諸国の内の1つ、アメリカのフロリダから南アメリカ大陸のベネズエラまで、カーブを描くように連なっているカリブ海諸国のちょうどカーブを描いた辺りにある島だ。珊瑚礁で出来た島で、周りは美しいビーチに囲まれている。
アンギラ島の中でも特に美しいと言われるショール・ベイは、カリブ海らしい青のグラデーションが美しく、繊細なパウダーサンドでできた砂浜が特徴。ビーチは端から端まで歩けるほどの長さなので、カリブ海を横目にゆっくり散歩をするのもおすすめだ。綺麗で静かなビーチでゆっくりしたい人におすすめの秘境。
Instagram: @anguillabeaches
まるでおもちゃの国パステルカラーの世界遺産
Willemstad, Curacao
キュラソーはカリブ海諸島の最も南の方に位置し、ベネズエラの真上にある島で、元々オランダの植民地であり、現在もオランダの一つだ。
この島の見どころは世界遺産に登録されている、首都ウィレムスタットのカラフルな街並み!オランダ植民地時代に建てられた旧市街は、アムステルダムのような街並みでありながら、独特のパステルカラーで彩られていて、まるでおもちゃの国のよう。
可愛らしいカラフルな街並みが特に映えるのは、クイーン・エマ橋周辺。クイーン・エマ橋は、水路で隔てられたプンダ地域とオトロバンダ地域を繋ぐ街の中心。水面に映るパステルカラーと港町の雰囲気を感じられるスポットだ。