【イギリス滞在記】スコットランドで見つけたまさかの“日本”
イギリス滞在中、ロンドンからはるか北に位置するスコットランド・エジンバラまで1泊2日で行ってきました。街全体が世界遺産なのですが、その中でもとりわけ存在感があるのがエジンバラ城です。

岩山の上にそびえ立ち、歴史を感じさせる厳かさには鳥肌が立ちます。また、ハリーポッターに出てくる魔法学校「ホグワーツ」のモデルになったとも言われ、まるで本当に魔法使いが住んでいるのではと思わせる空気も。15〜16世紀に建築されたものが現存していて、宗教改革の争いなど多くの戦争を経験してきたようです。


紹介したいことはたくさんあるのですが、その中にある博物館で興味深いものを発見したのでその紹介をしたいと思います。ずばり「日本の旗」と「日本刀」です。


スコットランドをはじめヨーロッパの銃や剣などが展示される中、日本の旗と刀があるなんて考えもしていませんでした。エジンバラ城の歴史と直接関係はないのでしょうが、第二次世界大戦中に日本兵の遺体から奪ったもののようです。特に日本の旗は出征の日章旗であり、出征する際に家族や故郷の人の名前を入れて贈られた強い思いのこもったものだと理解しています。それが遥か遠く異国の地で展示されているという事実に、正直切なさと複雑な思いを抱きました。旗にはしっかりと出征者の名前まで入っていたので、ご遺族はこのことをご存知なのか、故人も日本に帰りたいと思っているのではないかなど、かなり真剣にいろいろなことを考えてしまいました。また、戦争の苦しさや悲しみというものも同時に感じられた気がして、なぜエジンバラ城で1人切ない思いをしているんだろうかと客観的に自分を見ている自分もいたように思います。
いずれにせよ、エジンバラの歴史を感じると同時にまさかの場所で日本に思いを馳せることになった今回の旅。もしみなさんも訪れることがあれば、ぜひ博物館ものぞいてみてほしいなと思います。

福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。













