Lana in Tokyo #017
東京で日本語を勉強中のLanaが日本語で伝えたいメッセージ。

私は今、新宿で2週間キャンプしているような気分です。。引っ越したばかりで、必要な家具はまだありません。冷蔵庫もなくて、コンビニのお弁当を仕方なく食べています。また、インターネットもないので今この原稿も漫画喫茶で書いています。このままは不便なのに、忙しくて新しい部屋を整頓するのは面倒くさくてダンボールはまだ開けずにそのままにしています。
この環境は、初めて日本のアパートに引っ越した頃を思い出します。私はトロントからスーツケースを2つしか持って来ませんでした。カナダのアパートに比べるととても狭く、そのアパートの第一印象は「冴えない」でした。窓からの眺めは裏通りで部屋に蛍光灯しかなくて白くて冷たい壁を見ていると、ゆううつな感じでした。
やっぱり、そんな冷たいアパートに住むとホームシックになりやすいですよね。しかしそのダメだと思っていたアパートは、そのうち私にとって憩いの場所になりました。東京は時々冷たい感じがすると言われますよね?東京のような大都会の喧騒と雑踏の中に住んで、自分だけの落ち着ける場所が重要であることが分かってきました。帰ってくると元気を取り戻せる、と思える場所にしたかったんです。
今回のお部屋もそんな場所にしたいなと思っています。どんな環境を作りたいか自分でよく考えました。寂しさを紛らわすためにドイツ人のルームメイトと一緒に住んでいます。私だけの考えかもしれませんが、お家で他の人の音を聞くと淋しさがまぎれないでしょうか。そして、広いリビングとキッチンがあるので友達をたくさんもてなすことができます。友達といろいろな思い出を作ると、お家は明るい環境になるものですから。
家の辺りを散歩に行くと、銭湯や小さいお店をみつけます。いつか入ってみたいです。朝に走れる公園もあります。そして夜景がとてもきれいです。便利で安全な街、ここに新しい憩いの場所を作れると信じています。けれども、この「house」はまだ「home」と呼べないと思います。難しいところがあって時間がかかるかもしれませんが、「Welcome to my home」と言える時を楽しみにしています。
…というのも、母が9月にトロントから東京に会いに来るので、良い印象を持ってもらうために頑張らないと!
Lana Tran
トロント生まれのカナダ人。
トロントと日本の文化にとても興味があり、現在は東京で日本語の勉強をしながら、雑誌モデルで活動中。
Blog : ameblo.jp/lanaaa




