TORJA×TOYOTA試乗企画 レクサス 2013 ES
TORJA×TOYOTA試乗企画 最高のドライバビリティを追い求めて
よりアグレッシブで、ダイナミックに。
そのラグジュアリーな走りが日常に刺激を与える。
レクサス 2013 ES
5月下旬に行われたカンヌ国際映画祭での「LEXUS SHORT FILMS」プレミア上映が記憶に新しい、トヨタ自動車が手掛ける高級ブランド、レクサス。
米映画会社The Weinstein Company 協力のもと、世界5 地域から選ばれた5 人の監督がそれぞれ「Life is Amazing」をテーマに、レクサスのブランドビジョン「Progressive Luxury」をショートフィルムで表現した5本の「LEXUS SHORT FILMS」は、同映画祭で多くの人々から称賛を受けると同時に、強烈なインパクトを残したという。
そんな各界から注目を集め続けているレクサスから、今回は1989年のブランド設立時から進化を続け、今回のフルモデルチェンジで第6世代となったミドルサイズセダン、レクサス2013 ESの魅力をご紹介していこう。
まず大きく注目したいのは、今2013モデルからハイブリッドが登場したことである。268馬力という力強い走行を実現する5人乗り高級セダンのES 350に加え、新たに5人乗りハイブリッド高級セダンとして200馬力のパワーを持つES 350hがラインアップに加わり、ESシリーズにさらなる魅力をもたらした。ES 350には3.5L V6エンジン、そしてES 300hには2.5L L4エンジンとモーターが搭載されている。特にES 300hにおいて4.7L/100km(シティ)、5.1L/100km(ハイウェイ)という低燃費性を実現していることにも注目したい。
またES 350ではエコ、ノーマル、スポーツモードという3種の運転モードでの走行が可能で、ES 300hにはこれら3種に加え、EVモードも用意されており、場面に合わせた走りを楽しむことができる。
そして今2013 モデルよりES モデルに、レクサスの象徴とも言われる車体前面に「 スピンドルグリル」と呼ばれる糸巻き型のフロントデザインが登場。さらにスポーティでエレガントな印象となった。また、後部座席のレッグルームが前モデルより10.4cm広がり、くつろぎ空間が拡大された。さらに前席から後部座席にかけて頭上に設置されたパノラマガラスルーフはまさに天窓のようで、室内に開放感を十二分に与えてくれる。これに標準装備のスピーカー8 個の音響システム、またはオプションの15 個のスピーカーを持ち合わせたMark Levinson の最高級オーディオ・システムによる音響を加えれば、車内はまさにダイナミックな極上空間がもたらされる。
さらに驚くことは、広々空間は室内だけでなくトランク部分にも広がっていることだ。ES 350は前モデルよりも14Lアップしての430Lの容量を持つ。ES 300hにおいては、ハイブリッドエンジンのバッテリーなどが搭載されながらも342Lの容量が確保されているのだ。不要な荷物は全てトランクにしまい、心ゆくまで極上の室内空間でのドライブを楽しむことができるだろう。
そして、これまで挙げてきた燃費やパフォーマンス、デザイン性に加え、安全性においてもその秀逸さは光る。シートは「WIL」と呼ばれる頸部傷害低減コンセプトに基づいて開発されており、万が一の事故の際には乗員の頭部と背中を同時に受け止め、頸部への衝撃を緩和するよう設計されている。また、オプションとして、ブラインドスポットモニターやリアー・クロス・トラフィックアラート、方向指示を出さずにレーンチェンジをしようとするとアラームが鳴るレーン・ディパーチャーアラートや対向車を感知すると自動でハイビームの調整を行うオートハイビーム機能などを搭載することも可能。IIHS(米国道路安全保険協会)から”Top Safety Pick”も受賞しており、その安全性への信頼は厚い。
レクサスは、自然と多くの人の視線をとらえる車だ。それは、高級感あふれる外観はもちろん、車の持つパフォーマンスから醸し出される雰囲気が特別なものなのだろう。まさに一度乗れば、視線だけでなく、あなたの心をもとらえてしまう特別な魅力を随所に感じることができるだろう。