筆者紹介|カナダと日本の医療制度の違い
セントマイケル病院の医師、ボビー・ヤナガワと川口保彦です。今回は、筆者である川口の自己紹介記事をお届けします。この記事を通じて、読者の皆さまに私たちのことを少しでも知っていただければ幸いです。
Q1: 簡単に経歴を教えていただけますか?
A: 1986年、大阪生まれ、大阪育ちです。2012年に神戸大学医学部を卒業後、神戸、静岡、名古屋で勤務しました。その後2021年1月にトロントに引っ越しました。専門は、大人を対象とした心臓・血管病の手術治療です。
Q2: なぜカナダに来られたのですか?
A: 心臓外科の分野では、豊富な手術経験を積むことが重要で、海外での勤務経験が生きることが多いです。私もその一環としてトロントでの仕事の機会があり、渡加しました。
Q3: カナダでの仕事内容は?大変だったことは?
A: 最初はトロント総合病院で研究医として働いていました。コロナ禍で色々制約もあり大変でしたが、豚を使った動物実験を担当していました。現在は、臨床フェローとして勤務しています。これは、日本での勤務医のような立場です。やはり英語でのコミュニケーションが一番苦労しましたね。語学試験でスコアを取ることとは別物と感じます。特にトロントは多文化で色々な国から人が集まっているので、訛りの強い英語の聞き取りには今でも苦労しています。相手も同じように思っているかもしれませんが(笑)。
Q4: カナダでの生活についてはいかがですか?
A: 家族でトロントでの生活を楽しんでいます(と信じています)。渡加時、娘は3歳半でしたが、今では現地校での生活にもすっかり馴染み、今年の秋からはGrade 1に進級します。週末は補習校にも通っています。日本と比べると公園やトレイルが豊富にあり、週末は家族で散歩やピクニックなどを自然楽しんでいます。妻と私は料理が好きなので、カナダでの自炊生活を楽しんでいます。アジアンスーパーでは各国の食材が手に入り、私にとってはまさに天国です。買い物に行くたびに少しワクワクしています。
Q5: 今後の計画について教えてください。
A: 来年から別の施設に移る予定ですが、その後は日本とカナダの両方での就職の選択肢を考えています。仕事と家族の生活のバランスを見ながら決めたいと思っています。カナダでの就職は容易ではないので、ヤナガワ先生にサポートをお願いしないといけませんね(笑)。

ボビー・ヤナガワ
トロント大学セント・マイケルズ病院心臓外科チーフ・プログラムディレクター。トロント大学医学部卒、トロント大学心臓外科、米国バージニア州イノバ・フェアファックス病院、ニューヨーク州マウントサイナイ病院でのトレーニングを経て現職。






