ティーグラウンド、あなたはどこに立つ?|新ミサキのカナダ・ゴルフライフ 第20回
ゴルフは基本的に、”あるがまま”の状態のボールを打つというルールがありますが、ティーショットだけは、ライも場所も自分で自由に決めることができます。しかし、いつもティーグラウンドの真ん中にティーアップして打つゴルファーが多いように思います。
もちろん、間違いではありませんが、ティーアップする場所を変えるだけで、コースを広く使うことができるのです。ティーグラウンドは、左右にあるティーマーカーを結んだラインよりも後ろで、そのラインから2クラブレングス後方までの範囲内にティーアップ、もしくはボールを置いてプレーしなければなりません。ボールがこの範囲内であればどこからでも打つことが可能なので、案外広いですよね。
では、真ん中以外だと、どこから打てばいいの…?まずは、自分の弾道を思い出してください。フェードやスライスを打つ方は、ティーグラウンドの右にティーアップしてください(画像1)。フェードやスライスはボールが右に曲がるので、ティーグラウンドの右からフェアウェイの左を狙えば、コースを広く使うことができます。
ドローやフックを打つ方は、ティーグラウンドの左にティーアップしてください(画像2)。さっきと反対で、ドローやフックはボールが左に曲がるので、ティーグラウンドの左からフェアウェイの右を狙えば、コースを広く使うことができます。
何気なくティーアップしてる方は、一度試してみてください!また、風や、コースレイアウトによって変える方法もありますので、それはまた次回に説明します。