シャンク撲滅運動!シャンクの原因~スイング編~|新ミサキのカナダ・ゴルフライフ 第19回
前回はアドレスで考えられるシャンクの原因と、その解決方法をお伝えしました。
今回は、スイングでシャンクが起きる原因と、その解決方法を紹介します。
シャンクが出る原因は複数あります。まず、インパクトで手元が浮いてしまい、フェースが開いたままボールを打つことによって起こります。これは、アドレスで作った手と体の間隔が、左の脇が開くことで離れてしまうからです(画像1)。
この場合の解決方法は、左の脇にタオルやヘッドカバー等を挟んでスイングします(画像2)。
そうすると、手元が浮きにくくなります。フェースが開いたままボールを打つことは、手元が浮いていなくても起こりえます。それは、フェースローテーションができていないことです(画像3)。
バックスイングで開いたフェースが、インパクトからフォロースルーにかけて戻せていないと、シャンクの原因になります。この場合の解決方法は、ボールの左手前のほうに目印になるものを置いて、その方向にフェースを向けていく練習をすると良くなります(画像4)。
シャンクは一度出てしまうと、恐怖心から、手だけで合わせに行ってしまいます。それをすると、逆に手元が前に出たり、どんどんシャンクを作り出すスイングになってしまいます。もしシャンクが出たら、再発を恐れず、アドレスでの距離や、体で振ることを意識して、しっかりスイングしましょう!!