若者にお得なTIFF会員制度と日本映画特集|トロントと日本を繋ぐ映画倶楽部【第43回】

トロント国際映画祭の主催団体TIFFは、本拠地の映画館TIFF Bell LightboxをKing StとJohn Stの角に構えています。ここは映画祭の会場になるほか、映画祭の期間以外は新作の上映や旧作の特集上映など、年間を通して魅力的な上映を行っています。
TIFFには会員制度があります。会員になると、映画祭チケットを優先的に購入できたり、通年プログラム「TIFF Cinematheque」のチケットが無料になったりといった特典が受けられます。この会員制度が2023年5月1日から少し変更されたので、ご紹介します。
会員の種別は、主に年齢と年会費の金額によって区分されます。年齢による区分のうち、25歳未満の若者が対象の「Under 25-Free Pass」は、なんと年会費無料。しかも、特典として通常料金のCinematheque上映チケットが2枚もらえて、誕生日にはポップコーンももらえます。TIFF Bell Lightboxの1階にあるTIFF ShopやオンラインTIFF Shopのお買い物は、いつでも15%オフ。会員デイには最大30%オフ。劇場コンセッションでの割引もあります。さらに、通年上映チケットの会員向け先行販売や、特別ゲストが登壇する会員限定イベントにも参加できます。
これらの特典は一般会員(Individual Membership)でも受けられますが、25歳未満の一般会員の年会費が75ドルのところ、「Under 25-Free Pass」だと無料になるのは魅力的です。なお、25歳以上の一般会員の年会費は120ドル、65歳を超えるシニアは99ドル。25歳未満の一般会員と「Under 25-Free Pass」の違いは、一般会員なら映画祭チケットの会員向け先行販売に参加できる点です。
そうは言っても字幕なしや英語字幕での映画観賞はハードルが高くて……なんて方に、朗報です。特集上映「POP Japan」が、6月27日までTIFF Bell Lightboxで実施中です。鈴木清順監督や宮崎駿監督の作品と、『AKIRA』や『パプリカ』など日本のアニメ映画の名作が一挙上映されています。トロントにいる25歳未満の皆様は、この機会にTIFF会員になってみてはいかがでしょうか。







