【注目】オンタリオ州ガソリン価格2.2ドル/Lまで上昇の可能性|今日のニュース
オンタリオ州南部のガソリン価格は、4月に1リットルあたり2.20ドルに達する可能性があるという。
AffordableEnergyのダン・マクティーグ社長によると、米国やヨーロッパの他の国々は、ロシアからの石油輸出に大部分を依存していることで価格変動の顕著な影響を受けているという。しかし、同社ではロシアの輸出を遮断することを決定しており、「事実上、石油供給が不足することになり、それが石油価格を押し上げている。」と述べている。
価格は現在、ほとんどのGTAステーションでおよそ1.85ドル/Lであり、水曜日にはさらに上昇すると予想されている。
先週の価格はすでに過去最高を更新しオンタリオ州で1.61ドル/Lであったが、大幅に増加していることがわかる。
GasBuddy.comの石油分析責任者であるパトリック・デハーン氏は、「カナダでは、価格はすでに過去最高を記録している。今後1〜2週間で、価格が1リットルあたりさらに5〜15セント上昇することが見込まれる。米国やカナダのどこにいても、痛みは同じだ」と語った。
ブリティッシュコロンビア州では、ガソリンの価格はすでに1リットルあたり2ドルを超えている。
ロシアのウクライナ侵攻により、タンカー企業がロシアの原油を避け、制裁措置により一部のロシアの銀行が世界の決済システムから除外され、輸出が大幅に混乱したため、石油価格は少なくとも8年間は見られなかったレベルにまで押し上げられている。