いざ、知の探究へ
読者の皆様こんにちは。
かの哲学者アリストレスはこう言いました。
「人類は生まれながらにして知ることを欲する」
さ、ということで今回ご紹介するのはROMことRoyal Ontario Museumです。
1914年に開館したこのROM。歴史は相当古いのですね。
北米で5番目に大きい博物館だそうです。これだけ大きいのに、これ以上のがあと4つもあるとは北米恐るべし。
あの見た目が有名すぎて一発でわかる建物ですね。目立つあのクリスタルの部分は実は後年になって新に改築された部分だそうです。手がけたのはダニエル・リベスキンドという方。この方、NYのフリーダム・タワーを手掛けた方でもあるそうです。
館内に入るや否や、フタロンコサウルスの全身骨格が。
もちろん館内にはそれぞれのコーナーに分かれているのですが、中のロビーにはそれぞれのコーナーを代表する展示品がありました。
ご覧ください。このトイレを挟んでブッダとハドロサウルス。
まず向かったのは東アジアの歴史文化コーナー。さすがはカナダ随一の博物館。下手したら収蔵量がその辺のアジアの博物館より多いのではないかと思うくらい充実したラインナップ。展示品は他にも日本の刀や甲冑、韓国の磁器など様々。
次に向かったのは石のコーナー。はい、そうですその石です。
ただ、石と言ってもその辺に転がっているものではなく、いわゆる鉱石という代物です。このコーナーは石の輝きを際立たせるためにわざと照明を暗くしてありますが、そのせいで非常に幻想的な光景が広がっていました。
この博物館の特徴として、展示品にとどまらず建物自体も美しいというのが挙げられますが、天井がもう異次元。
博物館はこれまでいろいろなところに足を箱いましたが、ここが今までで一番でしたね。ワクワクしたのは久しぶりです。知の探究心を思い出させてくれる博物館でした。
皆さんイチオシの博物館はありますか?