春節
読者の皆様こんにちは。
トロントの冬は雪だけならまだしも、凍っているのですからタチが悪いですね。滑って転ばないよう、お気を付けください。
日本では2月は如月と言いますね。これはもともと平安時代の「衣更着」から由来していると言われているそうです。やっぱり当時の日本も重ね着するくらい寒かったんですね。カナダグースとか無かったことでしょうし。
さて、2月には節分やバレンタインなど日本でも行事が目白押しですが、こと世界に目を向けてみると、「春節」というものがあります。これは日本以外の多くの東アジアの国々がお祝いする、1年で最も賑わう日と言っても過言ではない日です。太陽ではなく、月の周期による「陰暦」によって計算されるので、一ヵ月程度ずれます。今年は2月5日が春節でした。
春節を祝う大きな看板。
色鮮やかな屋内商店街
かつては中国の街中が爆竹や花火で大盛り上がりでしたが、今では安全面などを考慮して、多くの地域で禁止されているそうです。
私もかつて見たことがありますが、それはそれは凄いものでした。
普段は満員の北京の地下鉄もガラガラ。
今では日本でも少しずつ知名度が上がってきた感じがします。中国人、中華系が多いトロントでもチャイナタウンを中心にお祝いがなされています。
多民族都市であるからこそ、カナダ以外の風習にも目を向けてみると新しい発見があるかもしれませんね。
余談ですが、2月29日は「ニンニクの日」だそうですね。私の愛するニンニクの日が4年に一度しか来ないとは、なんとも不条理な世界に生れ落ちてしまったものです。
皆さんにとって2月といえば、何を思い浮かべますか?