ようこそお茶の世界へ お茶の時間 #01
今月のお茶 「煎茶」
よく飲む緑茶はやっぱり煎茶、という人も多いのでは?旨味や渋味のバランスが絶妙な、飽きのこない正に“緑の味”のするお茶。
「お茶しない?」何はともあれまずは、お茶。日本人は“お茶をする”のが大好き。これはもちろん、お茶を飲むということだけど、ただ喉の乾きを癒すためだけではない。お茶を囲んで家族や友人とのお喋りは、時間が経つのも忘れるほど楽しいし、忙しい日々の、ほんの十分間の一人お茶タイムは、まったくもって贅沢な気分さえする。朝は必ず一杯のお茶を飲む習慣の人もいるだろう。そんな馴染みの深いお茶のことは、知っているようで結構知らないもの。多少興味はあるものの、そういえば、お茶のことは考えたこともない、というあなた。ようこそ、お茶の世界へ。今月から、少しづつお茶にまつわるお話をしてみませんか。
私達はもちろん、四六時中良い気分というわけではない。私の働いているお茶専門店で、遭遇しますよ。イライラMAXでやってくるお客さん。イライラが、なんだかこちらまで伝染しそう。でもそんな時こそ、「お茶を一口飲んでいきませんか。」とあえて声をかける。すると「今日は朝から調子が悪くて、今から病院に行く」だの「バスに乗り、地下鉄を乗り継いで一時間かけてきたのに財布を忘れた」だの「昨日、男と別れた」だの、十分後にはその人の家族構成や、出身地、果てはご丁寧に自分の給料明細を教えてくれる人までいる。とりあえず、あのイライラMAXはどうやらおさまったらしい。お客さんは、ではまたと言って帰っていく。1杯のお茶は人の気分を和ませてくれる。ストレスいっぱいの現代人には、ちょっとありがたい飲み物だということは分かった。
では早速、「お茶しない?」…って一体、どんなお茶があるの?緑茶や紅茶やハーブティー、最近まではマテ茶が流行っていた。先日は数人のお客さんから、白茶について尋ねられた。次回はその「どんなお茶があるの?」をお話ししましょう。
Maya Racine
Tea Association of Canada公認のティーソムリエ。日本、ジャマイカ、フィリピン、スイス、イギリスと人種も文化もまったく異なる国での在住中は、旅行会社と航空会社に勤務。カナダはモントリオール、カルガリーでの生活の後、ついにトロントへ。何か新しいことを始めてみようと、お茶の世界へ飛び込んだ。お茶は楽し。




