No coffee/No lifeトロントは今日もカフェ日和

The Black Canary Espresso Bar

まだまだ春の気配もないのにサマータイムへと移行する3月。TORJA読者の皆様は長い冬をどのように楽しんでいらっしゃるのでしょうか？私はというと、もっぱら室内で時間を過ごす日々…（涙）さておき。コーナーも3回目。今回ご紹介するカフェは、The Black Canary Espresso Bar。2007年に旧名BISOGNOとしてオープン（2012年に店名変更）、トロントのインディペンデント・コーヒーショップの先駆けにあたる老舗のカフェ。セントローレンスマーケットを少し東へ、ちょっと高級感のある家具屋街の一角あるお店。小さな店内は常に常連客で賑わっています。

このカフェのおすすめドリンクは“Nutella Latte”。ヌテラという、ヘイゼルナッツベースのチョコレートペーストをエスプレッソと混ぜ合わせ、それにスチームしたミルクを合わせるというチョコレート好きにはたまらないドリンク。思ったよりも甘ったるくなく、すいすい飲んでしまえるドリンクでした。このお店は、Detour Coffee Roastersというローカルロースターのコーヒー豆を使用。オーソドックスなエスプレッソベースな飲み物の他、日本ではおなじみの“Pour Over”（ハンドドリップ・コーヒー）も楽しむことができます。現在はコスタリカ産のコーヒー豆を使用していますが、月替りで他の国の豆を味わうことも。コーヒー豆を粗めに弾き、そこへお湯を注ぐことによって立ち篭める香りは、コーヒーを味わずともすでに幸せにしてくれます。少し明るめの色をしたコーヒーはまろやかでちょっと酸味のある口当たりでした。

このシャーボーン店の他にヤング&ダンダスに二号店があります。トロントには珍しい二階にあるカフェのため、ガラス越しにヤングストリートを眺めることができます。また店内にはスパイダーマンやスーパーマンの等身大フィギュアなども展示されています。コミックストア内という場所柄からこちらのお店限定で、コミック&甘いものファンにはたまらないスペシャルなドリンクも提供しています。

気さくなバリスタが美味しいコーヒーを作ってくれる、そんなカフェでのんびりした時間を過ごしてみては？

NAOE：トロントに来るまでは、カフェラテとカプチーノの違いもわからなかったコーヒー
初心者。今ではバリスタ歴4年。これからトロントのおすすめ素敵カフェを紹介していきます！！