ストリート系コーヒースタンド「Sam James Coffee Bar – Harbord」|トロントは今日もカフェ日和 #25
Sam James Coffee Bar – Harbord
samjamescoffeebar.com
今回ご紹介するのは、カフェではなくコーヒースタンド「Sam James Coffee Bar」。カフェのようにゆっくり寛ぐというよりは通勤途中や散歩がてらにサクッと立ち寄って、コーヒーをテイクアウトする感じ。現在、トロント市内に5店舗あり、2009年にオープンしたHarbord St店を皮切りに、Financial District、King駅付近、Trinity Bellwoods Park、Chinatownと、近年一気に店舗を増やしている勢いのあるブランドです。
ビバレッジは独自のコーヒー豆“Cut Coffee”を使ったエスプレッソをはじめ、アメリカーノ、ラテ等オーソドックスなラインナップです。そして、全体的に他より50セントほど安い印象。この日はHarbord St店でバニララテを飲んだのですが、まろやかで程よい甘さの美味しい一杯でした。モノトーンを基調とした店内には軽く腰掛ける程度のベンチしかなく、入れ代わり立ち代わりお客さんが訪れます。こうした経営スタイルといい、モノトーンのデザインといい、シンプルかつスタイリッシュな雰囲気が私好みです。
別日に訪れたChinatown店は奥にアパレルショップがありまして、ジャンルで言うとストリート系でしょうか。オリジナルキャラクターのTシャツやキャップ等のグッズも販売しており、ファッションに疎い私はドギマギしてしまいます(でもこういうセンス、憧れる…)。頂いたのはチャイラテでこちらもまたまろやかな味わいで美味でした。
コーヒースタンドなので、誰かとゆっくりおしゃべりするような空間ではないですが、コーヒーの味は確かに美味しく、イケてる気分も味わえるので一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
兼武 叔江:ワーホリ生にしては旅行欲が乏しい筆者。友人が欧米を旅行するなか、トロント内を歩いてはカフェを物色している。
Instagram:@yoshie_kanetake