第10回 TOEIC受験生、必読!リーディングの時間配分のコツとは?|かおる先生のプチTOEICセミナー

 3月と言えばTOEICの季節です!日本のTOEIC受験者数は試験あたり約8万人ですが、この時期は急増し、昨年はなんと約14万人が受験しました。新年度の入社・異動に向けて受験者が増えるからだと思われます。今回はそうしたTOEIC受験生必読の「時間配分」に関する内容です。

Q TOEICのリーディングがどうしても終わりません!どうしたら時間内に終われるようになりますか?

A 最後までたどり着けずに、後半のマークシートをただ塗りつぶしたいう方、多いですよね。コツは全体の時間配分と、問題の取捨選択にあります。

まずは形式を確認!リーディングは何パート?合計で何分?

 リーディングの問題数は合計100問で、解答時間は75分です。また、リーディングには大きく分けて3つのパートがあり、試験ではパート毎に時間を割り振って進めていくことが大事です。

 通常、試験監督者が時間を教えてくれることはありませんので、本番中は自分で時間を確認しながら解答していく必要があります。各パートの目安の解答時間を図に示しておきます。大事なのは、この時間配分を忠実に守り、だらだら延長しないということです。

本番で大事なのは、正解が出るまでねばるではなく、問題の取捨選択!

 生徒さんの多くが「もう少し読めば解答できるに違いない!」と信じて粘り強く頑張ります。学習者としての姿勢としては素晴らしいですが、TOEIC本番では、実は良くない姿勢です。TOEICは時間との勝負!一定時間考えてもわからなければ、その問題は捨てましょう!もったいないと思う気持ちは良くわかりますが、難しい問題を捨て、解答できる問題を得点につなげていく方が効率が良いです。

 難しい問題に時間をかけた挙げ句、結局その問題はできず、他の問題も犠牲にする方がもったいないです。難問を捨てて解ける問題を解く、といった問題の取捨選択をすることで、時間に若干のゆとりが生まれ、正解数が増えていくはずです。

Part 7(長文読解)も時間配分し、テンポよく進もう!

 Part 7は合計54問あります。これを55分で解いて最後まで到達したいところです。また、Part 7には「1題からなる問題」「2題からなる問題」「3題からなる問題」があります。このそれぞれに対しても時間を割り振ることが大切です。

 目安の時間は英語レベルによってアドバイスが異なりますが、TOEIC800点以上を目指す人の場合は、それぞれを25分、10分、20分で挑むように伝えています。参考にしてみてください。

かおる(EBLS代表・99 Institute Toronto校 TOEICコース講師)

トロント大学院で英語教授法を学び、語学学校(ESL)で英語講師の経験を経た後、英語学校EBLSを設立。日本人のための英語指導に力を注ぐ。